村雲御所瑞龍寺門跡の猫御朱印に会いに行くにゃ|滋賀・近江八幡で出会う静かな祈り🐱
ご主人様、近江八幡の町を歩いていると、ふっと風の匂いが変わる瞬間があるにゃ🌿
観光地のにぎわいから少し離れた八幡山の中腹。
石段をのぼる足音が静かになって、空の色までやさしくなる場所――そこに、村雲御所瑞龍寺門跡はひっそり息づいているにゃ。
ここは、ただ「歴史があるから有名」なお寺じゃないにゃ。
戦国の世に、大切な家族を失ったひとりの女性の祈りから生まれ、皇女たちの人生とともに受け継がれてきた、心をそっと抱きしめるための時間が、今も山の中に流れているにゃ。
授与所で出会える猫御朱印は、金色の「慈恩」の文字と、静かに佇む黒猫たちが描かれたこの山の時間そのものを紙の上に閉じ込めたような一枚にゃ🐱
八幡山城跡の御城印も、季節の草花や城の記憶がやさしく重なって、“かわいい”より先に、“残しておきたくなる”気持ちを連れてくるにゃ。
散策路に足をのばせば、森に息づく地域猫たちの気配が、石垣の影や参道のすみで、そっと見守るように寄り添ってくれるにゃ🐾
北の丸跡や西の丸跡では、町並みと田畑、そして琵琶湖へとつづく空がひらけて、ここに流れてきた時間の大きさを、風ごと胸いっぱいに感じられるにゃ。
八幡山に流れる静かな祈りと、猫族の気配に包まれながら、瑞龍寺門跡という場所の“やさしさの理由”を、ゆっくりたどっていくにゃ😌


村雲御所瑞龍寺門跡ってどんな場所にゃ?🐱
近江八幡の町を少し離れて、八幡山の中腹へ向かうと、空気の流れがふっと変わる場所があるにゃ🌿
車の音や人族の声がすーっと遠のいて、代わりに山の気配だけがやさしく残る――
そこに静かに佇んでいるのが、村雲御所瑞龍寺門跡にゃ。
瑞龍寺門跡は、日蓮宗でただひとつの門跡寺院にゃ。
「門跡」というのは、代々、皇族や公家の女性たちが住職を務めてきた特別なお寺のことにゃ👑

村雲御所瑞龍寺門跡のはじまりと、門跡に残る祈りの歴史
このお寺のはじまりには、ひとりの女性の深い祈りがあるにゃ。
開いたのは、太閤・豊臣秀吉の姉、羽柴智(とも)の方にゃ。
智の方は、わが子・関白 豊臣秀次をはじめ、一族が非業の最期を迎えるという、あまりにも重い出来事を前にしたにゃ。
秀次は、豊臣秀吉から反逆の嫌疑をかけられ、聚楽第で切腹を命じたにゃ。さらに、その一門までもが処刑されてしまったにゃ。
その深い悲しみを胸に、智の方はすべてを背負うように出家し、
瑞龍院日秀尼(にっしゅうに)と名を改めて、祈りの道を歩きはじめたにゃ🙏
慶長元年(1596年)、日秀尼は後陽成天皇から、「瑞龍寺」の寺号、寺地、寺領、菊花御紋、紫衣を賜り、瑞龍寺を創建したにゃ✨
このときから瑞龍寺は、天皇の祈りとともに生まれた“御所のお寺”として歩みはじめたにゃ。

皇女とともに歩んだ、特別な時間の流れにゃ
瑞龍寺門跡には、有栖川宮や伏見宮をはじめとする皇族、そして九条家につながる姫君たちが代々入寺し、住職としてこの場所を守ってきたにゃ👘
祈りの役目は、肩書きじゃなく、人生そのものと一緒に受け継がれてきたにゃ。
やがて瑞龍寺は、京都嵯峨から堀川今出川、そして現在の八幡山城跡へと移され、天明の大火など、いくつもの試練を越えながらも、祈りの系譜だけは途切れずに残されてきたにゃ🍂
だから、境内に立つと自然とわかるにゃ。
この場所は、誰かの悲しみを抱きしめるために生まれ、皇女たちの人生とともに守られてきた“祈りの居場所”なんだって。

金生稲荷と恋の観音さまにゃ
瑞龍寺門跡の中心には、一塔二尊四菩薩(釈迦牟尼如来)という、少し特別な本尊が祀られているにゃ。
釈迦牟尼如来を中心に、二尊と四菩薩が並ぶこの構えは、人生の道そのものを導くための祈りのかたちとされているにゃ🙏
そのまわりには、天拝妙見大菩薩、聖観世音菩薩、天拝鬼子母尊神、大黒天神、そして金生稲荷が祀られていて、“生きる・守る・育てる・めぐらせる”という人生の流れを、ひとつの祈りとして包んでいるにゃ🌿
聖観世音菩薩は、ただときめきを求める恋じゃなく、「ちゃんと守れるご縁」を結びたいときに手を合わせたい観音さまにゃ💗
金生稲荷と大黒天神は、お金を増やすためだけの神さまじゃなく、働き方や商いの“めぐり”を整える存在として信仰されてきたにゃ。
そして天拝鬼子母尊神は、命と子どもを守る仏さま。
このお寺が、奪われた命の悲しみから生まれた祈りの場所であることと、いまも深くつながっている存在にゃ🐾

瑞龍寺門跡の御朱印やお守りを見てみるにゃ🐱
瑞龍寺門跡の授与所に足を踏み入れると、そこは祈りの余韻が並ぶ小さな回廊みたいな空間にゃ。
猫族の気配がそっと残る一枚にゃ
まず心をつかまれるのが、慈恩心(じおんしん)の猫御朱印にゃ🐱
金色の文字で記された「慈恩心」という言葉のそばに、黒猫の影と線描きの猫たちが静かに添えられていて、
派手じゃないのに、目に入った瞬間に“ここでしか会えない一枚”だってわかる空気をまとっているにゃ。
かわいいだけじゃなく、墨の力強さが門跡らしい品を保っていて、猫族が描かれていても、この場所の祈りの空気を崩さない。
猫が好きな人族にとっての宝物でありながら、瑞龍寺門跡の時間そのものを閉じ込めたような御朱印にゃ🐾

城山の時間を紙に閉じ込めた御城印たちにゃ
瑞龍寺門跡では、八幡山城跡の記憶を持ち帰るための御城印もそろっているにゃ🏯
花をあしらった「花シリーズ」は、秋明菊、もみじ、秋の草花と、季節の気配をまとった絵柄で、
それぞれが山の一瞬をそのまま写し取ったみたいに感じられるにゃ。
また、秀次公の姿を描いたものや、お城の想像画が入ったものもあって、歴史の重みと、旅の余韻のどちらも選べるのがこの場所らしさにゃ。
“かわいい”だけじゃなく、“残したくなる”が並んでいるのが、瑞龍寺門跡の御城印にゃ。

心の角をやさしく丸くするお守りたちにゃ
御朱印で胸が満たされたあと、最後に立ち寄りたくなるのがお守りの棚にゃ。
並んでいるのは、笑い守、合格祈願、実り御守、香り袋など、
どれも“前に進む人族の背中”をそっと支える願いばかりにゃ。
とくに「笑い守」は、がんばりすぎているときほど、そっと持ちたくなる存在。
強く願うより、「大丈夫にゃ」って声をかけてもらうためのお守りにゃ。
おみくじと一緒に授かるみくじ矢もあって、引いて終わりじゃなく、その結果を、かたちとして連れて帰れるところが、この山らしいやさしさだと感じたにゃ🐾

境内と八幡山をおさんぽするにゃ🐱
瑞龍寺門跡は、お参りして終わりの場所じゃないにゃ。
八幡山の道そのものが、心をゆっくりほどいていく“祈りの延長線”になっているにゃ🌿
八幡山の森に息づく、静かな猫族たちにゃ🐾
この山には、人に守られながら生きている地域猫たちがいるにゃ。
参道のすみ、社の軒下、石垣の影――ひっそりした場所に、まるでこの土地の“気配そのもの”みたいに溶け込んで暮らしているにゃ。
近づいてくる猫もいれば、遠くからじっと見守る猫もいるにゃ。
この距離感は、八幡山のやさしい空気とそっくりで、ここが「生きものと人が一緒に息をしている山」だってことを、そっと教えてくれるにゃ。
今回は西の丸跡で出会ったにゃけど、色んなところの目撃情報を参拝しにきている人たちが噂しているから、それを目印に猫さん達にそっと会いに行くにゃ〜!🐱

北の丸跡と西の丸跡、風がひらくふたつの見晴らしにゃ🌤
散策路をのぼっていくと、北の丸跡と西の丸跡に出会えるにゃ。
ここは八幡山城の要となった場所で、今は空と大地が大きくひらく見晴らしの場になっているにゃ。
北の丸跡からは、町並みと田畑が重なりあう近江の風景が、西の丸跡からは、琵琶湖の水の色まで含めた“湖と空のひろがり”が見えるにゃ。
どちらも、ただ「きれい」じゃなくて、人の暮らしと自然が一緒に流れてきた時間そのものが、静かに広がっている景色にゃ。

願いがほどけていく場所、お願い地蔵尊にゃ🙏
道の途中には、お願い地蔵尊があるにゃ。
ここは、立ち止まった人の声が、いちばん素直になる場所にゃ。
大きな願いも、小さな不安も、声に出す前から、すでに受け止めてもらっているような、そんなやわらかい空気が流れているにゃ。
ここに立つと、不思議と「こうしなきゃ」より、「こうありたい」に心が戻ってくる感じがするにゃ。

空に近い“恋のモニュメント”、想いが風に溶ける場所にゃ💗
展望台のそばには、恋人のモニュメントがあるにゃ。
ここは、空と町と琵琶湖を一緒に見渡せる場所で、気持ちがふわっと軽くなる風が吹くにゃ。
お願いごとというより、「この想いを、ちゃんと大切にしていこう」って自分に約束するための場所みたいに感じるにゃ。
恋のお願いも、人生の節目の祈りも、この場所では、空にほどけて、ちゃんと前に進む力に変わっていくにゃ。

瑞龍寺門跡へのアクセスと、八幡山への上り方にゃ🐾
近江八幡駅から、いちばん迷わない行き方にゃ
瑞龍寺門跡へ向かうとき、いちばん安心なのは
JR琵琶湖線「近江八幡駅」から近江バス長命寺行きに乗るルートにゃ。
駅前バスターミナルから長命寺方面のバスに乗り、
「大杉町」バス停で下車。乗車時間はおよそ12分ほど。
バスを降りると、そこからは徒歩約5分で八幡山ロープウェーの山麓駅に着くにゃ。
町家の屋根と森の気配が混ざる、城下町らしい道のりで、
歩きながら自然に“山へ入っていく感じ”がわかってくるにゃ。

車で向かう場合にゃ
車で向かうときは、名神高速「竜王IC」から約30分ほど。ロープウェー山麓駅の近くに駐車場があり、普通車20台、大型車5台分のスペースが用意されているにゃ。
この駐車場のすぐ隣には、近江八幡の総鎮守として知られる日牟禮八幡宮が鎮座しているにゃ。
日牟禮八幡宮は、商いと暮らし、そして町そのものを守ってきた神さまで、八幡堀や旧市街の風景の中心にあたる“近江八幡の原点”ともいえる存在にゃ。
ロープウェーで山へ上がる前に、町のはじまりに一礼してから向かうと、瑞龍寺門跡の空気の感じ方まで、少し変わってくるにゃ。

ロープウェーで、八幡山の上へ運ばれるにゃ
八幡山の山頂へは、山麓駅からロープウェーに乗って向かうにゃ。
乗車時間は約4分。
視界がひらけて、城下町の屋根や水路、遠くの田園まで、ゆっくり足元に広がっていくにゃ。
ロープウェーを降りると、そこがもう八幡山の山頂駅。
瑞龍寺門跡まではすぐで、静かな森の中に、門跡寺院ならではの気配がふっと立ち上がる場所に出るにゃ。

まとめにゃ🐱
村雲御所瑞龍寺門跡は、ただ写真がきれいなお寺じゃなく、深い悲しみから生まれ、皇女たちの人生とともに守られてきた“祈りの居場所”にゃ。
境内で出会う猫御朱印や御城印は、この山に流れてきた静かな時間を、紙の上にそっと閉じ込めたような存在。
手に取るたび、八幡山の空気や、城跡に吹く風を思い出させてくれるにゃ🌿
北の丸跡や西の丸跡のひらけた景色、
お願い地蔵尊のやさしい祈り、
空に近い恋のモニュメント、
そして森に息づく地域猫たちの気配🐾
それぞれが、歩く人の心の角を、少しずつ丸くしてくれるにゃ。
近江八幡駅からバスとロープウェーでたどり着くこの山は、
“どこかへ行く”より、“自分に戻る”ための場所。
毎日をがんばる人族の胸が少し重くなったとき、八幡山の静けさに、そっと身を預けてみてほしいにゃ。
きっと帰るころには、また前に進める、やさしい呼吸を取り戻しているはずにゃ😌

