湖東三山 西明寺のお庭が素敵にゃ|滋賀の山寺でもらえる素敵な猫御朱印🐱
ご主人様、にぎやかな場所に少し疲れたとき、「ただ歩くだけで、気持ちが静かになる場所」を探したくなること、ないかにゃ?🐱
そんにゃ時、ルリマがそっと連れていきたいのが、滋賀・湖東三山の森にひらく西明寺にゃ🌿
山門をくぐると、鳥の声、杉の葉を抜ける風の音、石段のひんやりした感触。
どれもが派手じゃないのに、心の奥のざわざわを、ゆっくりほどいてくれる。
ここは「すごいものを見る場所」じゃなくて、“時間の外側に少しだけ降りる場所”にゃ。
西明寺は、平安時代から千年以上つづく天台宗の古刹。
ご本尊の薬師如来は「湖東の薬師」と呼ばれ、病や心のゆらぎにそっと寄り添ってきた仏さまにゃ🙏
均一じゃない苔、根が浮いたままの庭、そして季節の順番を外れて咲く不断桜。
どれも「整えすぎないまま、ここに居続けている時間」を見せてくれるにゃ。
さらに、この山には黒猫縁起が残り、いまも玄と空という二匹の黒猫さんが、この場所の時間を静かに歩いている。
かわいいだけじゃない、“ここを守ってきた気配”に出会えるのも、西明寺ならではにゃ🐾
この記事では、西明寺の時間の流れを、ルリマの目線で、そっと案内していくにゃ。
深呼吸ひとつぶん、心をほどきながら、いっしょに歩いていこにゃ🐱

西明寺の概要にゃ🐱
湖東三山の森に包まれるように、そっとたたずむ西明寺は、滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗の古いお寺にゃ🌿
山門をくぐると、鳥の声や風が葉を揺らす音がすぐそばに感じられて、足もとの石段のひんやりした感触が、気持ちまでゆっくりほどいてくれるにゃ🍃
西明寺の歴史と由来にゃ
西明寺のはじまりは、平安時代初期・承和元年(834年)にさかのぼるにゃ📜
三修上人が琵琶湖の西岸を歩いていたとき、湖東の空に紫雲とまぶしい光が現れたと伝えられているにゃ✨
その光に導かれて山へ分け入ると、泉のほとりから不思議な光が放たれ、薬師如来をはじめとする尊い仏さまのお姿が現れたと伝えられているにゃ。
この出来事を聞いた仁明天皇は、この地を勅願寺として定め、西明寺が建てられたにゃ。
薬師如来の光が、京都の宮中がある西の方角まで照らしたことから、「西明寺」という名前が授けられたとも言われているにゃ🌙
また、山号「龍應山」は、琵琶湖を中心とした東の守護神・青龍にちなんで名付けられた名前にゃ🐉
この山とお寺が、長いあいだ人族の願いを見守ってきた証でもあるにゃ。

西明寺の宗派とご利益にゃ
西明寺は天台宗のお寺にゃ⛩️
ご本尊は薬師如来で、「湖東の薬師」とも呼ばれ、古くから人族に親しまれてきた仏さまにゃ。
薬師如来は、病気平癒・身体健全・心の安らぎを願う祈りを受け止めてくれる存在にゃ🙏
西明寺は国家鎮護や五穀豊穣を祈る道場としても栄え、僧侶たちが修行を積む場所でもあったにゃ。
戦国時代には焼き討ちという試練もあったけれど、本堂・三重塔・二天門などの大切な堂宇は守られ、江戸時代以降も多くの人の手で修復されながら、いまも静かに祈りの時間を刻み続けているにゃ🍂

西明寺の御朱印とお守りにゃ🐱
西明寺は、御朱印を集める人族だけじゃなく、「猫がいる気配を探しにくる猫族の心」まで、ちゃんと迎えてくれるお寺にゃ🐱
“この山の空気をそっと持ち帰るための、祈りのかけら”みたいな存在にゃ🍃
猫御朱印が素敵にゃ
西明寺といえば、まず出会ってほしいのがこの猫御朱印にゃ🐾
黒猫さんが、ちょこんと御朱印を抱えている姿は、もう…反則級のかわいさにゃ。
しかもこの猫御朱印、見た目がかわいいだけじゃなくて、
ちゃんと龍應山西明寺の正式な朱印と、薬師如来の御朱印としての意味をもつ“本物の祈りのしるし”にゃ。
猫の前足の赤い肉球印、墨の濃淡、紙の質感まで、ぜんぶがこの山の静けさと、やさしさを写し取っているみたいで、ルリマは受け取った瞬間、思わず鼻を近づけてくんくんしてしまったにゃ🐽💕

その他の御朱印やご朱印帳にゃ
西明寺では、猫御朱印以外にも、たくさんの美しい御朱印に出会えるにゃ✨
・西国四十九薬師霊場 第三十二番の薬師如来御朱印
・龍應山切り絵の特別御朱印
・十二神将御朱印(干支に合わせた特別朱印もあるにゃ)
特に切り絵御朱印は、龍の姿が浮かび上がる繊細なデザインで、
光にかざすと模様がやさしく揺れて、まるで山の息づかいが聞こえてくるみたいにゃ。
ご朱印帳も、西明寺の三重塔や本堂をモチーフにしたものが用意されていて、
季節ごとの色や柄があって、見ているだけで旅の続きが始まるにゃ📖🍁

お守りについてにゃ
授与所には、かわいいだけじゃない“ちゃんと効きそうな”お守りたちが並んでいるにゃ🙏
花のお守り、干支守り、菩薩樹のお守りなど、それぞれに「健康」「厄除け」「心身の安定」などの願いが込められているにゃ。
中でも、黒猫のお守りは密かに人気者にゃ🐈⬛
おうちに連れて帰ると、玄関や寝室で、そっと見守ってくれる存在になってくれるにゃ。

西明寺の見どころにゃ🐱
西明寺の見どころは、「整えられた美しさ」よりも先に、“時間が置き去りにされたまま、今も続いている感じ”に出会えるところにあるにゃ。
石段を上がっていくと、足元の苔は均一じゃなく、根がうねって地表に顔を出していたり、杉の幹はまっすぐじゃなく、少し傾いたまま縄を巻かれて立っている。
どれも「正されていない姿」のまま、ここではそのまま“聖域の一部”として受け入れられているにゃ🌲
ここは、今の私たちの時間に合わせて作り直されたお寺じゃなくて、千年以上前の時間が、置かれたまま続いてしまっている場所。
そのズレた時間に、ふっと入り込めること。
それこそが、西明寺いちばんの見どころにゃ。

西明寺の境内にゃ
二天門へ続く石段の途中で見上げると、しめ縄を巻いた夫婦杉が、まるで“門の外と中の境界線”みたいに立っているにゃ。
この杉は、まっすぐ揃っていない。
少しねじれ、少し傾いたまま、千年近い時間をここで生き続けてきた木にゃ。

門をくぐると、二天門・本堂・三重塔が一直線に並ばず、それぞれが少し距離を保ちながら、「近づきすぎない関係」で配置されているのがわかるにゃ。
だから境内は、広く感じるのに、どこか“詰まっていない”。
空白の時間まで含めて、境内の構成になっている感じがするにゃ。

十一面小観音像の回廊に立つと、同じ姿の観音さまたちが、等間隔に、ずっと奥まで並んでいる。
祈りが積もった年数そのものが、壁になっているみたいに感じられる場所にゃ🐾

西明寺のお庭が素敵にゃ
国指定名勝の「蓬莱庭」は、完成された一枚の絵みたいな庭じゃないにゃ。
むしろ、変わり続けている途中の時間が、そのまま残っている庭。
苔は均一に敷かれていなくて、盛り上がる場所も、薄くなる場所も、そのままにされている。
根が浮き、石が少しずれ、そこから小さな葉が顔を出しているのも、「元に戻す」より「今の姿を許す」庭の作り方だって伝わってくるにゃ🍃

そして冬。
ほかの木が眠っている時期に、不断桜だけが、季節の順番を無視するみたいに、静かに花を開く。
この庭がもともと“ズレた時間を受け入れる場所”だからこそ、不断桜はここで、ちゃんと居場所をもらっているんだと思うにゃ🌸

西明寺のお庭は、整えられた美よりも、「続いてきた時間そのもの」を見る庭。
ここに座ると、自分の時間だけが、少し浮いて見える。
それが、この庭のいちばん静かな不思議にゃ🐱

黒猫さんがこんにちにゃ
西明寺で出会える黒猫さんたちは、「たまたまいる看板猫」じゃないにゃ。
このお寺には、ちゃんと黒猫がここに“いる理由”が残っているにゃ。
西明寺には昔から「黒猫縁起」というお話が伝わっていて、延宝年間、荒れ果てていた西明寺の前に現れた二匹の黒猫が、このお寺の再興を導いた――そんな不思議な物語が語り継がれているにゃ。
公海大僧正が西明寺の荒れた姿を知るきっかけになったのも、門の陰からじっと見つめていた黒猫たちだったと伝えられているんだにゃ。
その後、西明寺は大きく復興され、夢の中に現れた黒猫が僧侶に「西明寺を護る二天として務めよ」と告げた、という話まで残っているにゃ。
つまり西明寺にとって黒猫は、“かわいい存在”である前に、この場所を守ってきた“気配そのもの”みたいな存在なんだにゃ。
そして今。
境内で暮らす二匹の黒猫、玄(くろ・青い首輪)と空(くう・赤い首輪)は、そんな昔話の続きを生きている存在にゃ🐾
苔の上で丸くなっていたり、石段をすっと横切ったり、人の気配を見極めるように、ちゃんと距離をとって座っていたり、その姿はこの場所の時間の中で、自然に暮らしている生きものの姿そのものにゃ。
黒猫さんたちに出会えたら、それは「運がいい」よりも、“西明寺の時間に、少し入れてもらえた”という合図みたいなもの。
声をかけなくても、触れなくても、同じ空間でしばらく一緒にいられたなら、それだけで、ちゃんと“こんにちにゃ”は交わせてるにゃ🐱

▼出典:西明寺 住職日記 西明寺黒猫縁起
西明寺へのアクセスにゃ🐱
西明寺は、湖東の平野からゆるやかに山へ入っていく途中にひらく山寺にゃ。
家並みがほどけて、畑と杉林が増えてきたあたりから、もう西明寺の気配は始まっているにゃ🌿
道は分かりやすくて迷いにくいけれど、まわりの景色が少しずつ山の色に変わっていくから、着くころには自然と静かな気持ちになっている、そんな入口にゃ🌿
滋賀県内からのルートにゃ
滋賀県内から車で向かう場合は、名神高速道路を使うとスムーズに来られるにゃ。
湖東三山スマートインターチェンジを降りて、国道307号線をそのまま山側へ進むと、ほどなく「西明寺」の案内が出てきて、そのまま迷わず辿り着けるルートにゃ。
一般道を使う場合は、彦根インターチェンジや八日市インターチェンジから国道307号線に入り、池寺・甲良町方面へ進むと、道の景色が少しずつ山の色に変わっていくのが分かるにゃ。

近隣の公共交通機関にゃ
電車で来る場合は、JR東海道本線の彦根駅や河瀬駅、近江鉄道の尼子駅からタクシー利用が基本になるにゃ。
彦根駅からはおよそ20分、河瀬駅からは約15分、尼子駅からは約12分ほど。
多賀大社駅からもタクシーで15分くらいで行けるから、多賀大社の猫さんに挨拶してからいくのもおすすめにゃ🐱
また、西明寺へは「愛のりタクシー」という予約制の乗合タクシーも使えるにゃ。
JR河瀬駅・近江鉄道尼子駅から利用できて、事前に予約しておくと、時刻表どおりに西明寺の受付前まで連れてきてくれるにゃ🚕
秋には、彦根駅から湖東三山をめぐる季節限定シャトルバスが出る年もあって、
紅葉の時期だけの特別な“巡礼ルート”になるにゃ🍁

駐車場の情報にゃ
車で来た場合は、本坊前と国道307号線沿いに駐車場が用意されているにゃ。
普通車やマイクロバスは本坊前、大型バスは国道沿いの専用駐車場を利用する形になっていて、どちらも整備されているから、初めてでも停めやすいにゃ🚗

駐車場から境内まではすぐで、車を降りた瞬間から、空気と音の密度がすっと変わるのを感じられるにゃ🐱
まとめにゃ🐱
西明寺は、「有名なお寺に行く」というより、“時間の外側にそっと入る場所”だったと、ルリマは思うにゃ🐾
千年以上つづく歴史、薬師如来のやさしいまなざし、均一じゃない苔や根のうねり、そして季節の順番を外れて咲く不断桜。
どれもが「整えられすぎないまま、ここに居続けている」姿だったにゃ。
そこへ、黒猫縁起を背負う玄と空。
この山を守ってきた気配が、いまも静かに歩いているみたいで、出会えた瞬間、西明寺の時間に少し迎え入れてもらえた気がしたにゃ🐱
かわいい猫御朱印やお守りは、見た目だけじゃなく、ちゃんと祈りの意味を持つ“山のかけら”。
アクセスは分かりやすいのに、着くころには心が静かになるのも、このお寺らしさだにゃ。
にぎやかな場所に少し疲れたとき、「今の時間から、そっと降りる場所」として、また帰ってきたくなる。
西明寺は、そんな居場所にゃ。

