専念寺ネコ坊主さんの御朱印が可愛すぎる|大阪・喜連瓜破の癒し参拝ガイドにゃ🐱
ご主人様、ちょっと立ち止まって深呼吸したくなる日、ないかにゃ。
理由ははっきりしないけど、なんだか心がざわざわして、いつもの道さえ少し遠く感じる日。
そんなとき、ルリマは思うにゃ。
「ちゃんと呼吸できる場所があったらいいのに」って。
大阪・喜連瓜破の住宅街にある一向山専念寺は、そんな気持ちの日に、そっと背中を受け止めてくれる場所にゃ。
駅からほんの数分歩くだけなのに、境内に入った瞬間、時間の流れが少しゆっくりになって、胸の奥にたまっていた息が、すっと外に出ていく感じがするにゃ。
ここは、人形供養のお寺としても知られていて、宗派を問わず、誰でも大切な想いを預けられる場所。
だからこそ、初めて来た人族でも、どこか懐かしいような安心感に包まれるにゃ。
このお寺には、季節ごとに変わる猫御朱印や、地域の猫たちを応援するサクラネコ御朱印、そして“今日の自分にちょうどいい言葉”をそっと手渡してくれるおみくじもあるにゃ。
ただかわいいだけじゃなく、心の向きを整えてくれる“言葉のお守り”として、多くの人族のそばに残ってきたものたちにゃ。
この記事では、専念寺というお寺が、なぜ「心が戻る場所」として選ばれてきたのか、猫御朱印やお守り、町の歴史と一緒に、ルリマの目線でそっとたどっていくにゃ。
ここを読み終えたころ、きっと、深呼吸して歩き出したくなるはずにゃ🍀

喜連瓜破の優しいお寺「専念寺」ってどんな所にゃ?🐾
大阪・喜連瓜破の住宅街を歩いていると、ふっと空気がやわらかくなる場所があるにゃ。
それが、一向山 専念寺にゃ⛩️
駅からほんの数分の距離なのに、境内に一歩足を踏み入れると、時間の流れが少しゆっくりになるような、そんな不思議な安心感に包まれるお寺にゃ🌿
専念寺は、人形供養のお寺としても知られ、宗派を問わず、だれでも大切な想いを預けることができる場所にゃ。
「ちゃんと手を合わせたい」「ありがとうを伝えたい」そんな人族の気持ちに、静かに寄り添ってくれるお寺にゃ🐾
ご住職は現在25代目。
まだ40代のやさしいご住職が、訪れる人の話をひとつひとつ丁寧に聞いてくれることで、口コミでも静かに評判が広がっているにゃ🍀
専念寺は“会いに行ける癒し仏さん”のお寺にゃ🐱
専念寺のいちばんの魅力は、「仏さんに“会いに行く”感覚で参拝できるお寺」であることにゃ✨
形式ばったお寺というよりも、「今日はちょっと心が疲れたから、寄っていこうかな」
そんな気持ちで立ち寄れる距離感が、ここにはあるにゃ🌸
人形供養に来る人も、御朱印を求めて来る人も、猫御朱印をきっかけに初めて訪れる人も、みんな同じように、ここで少しだけ呼吸を整えて帰っていくにゃ🐾
“お願いを叶える場所”というより、「心を整える場所」。
それが専念寺の空気感にゃ😌

浄土宗のお寺として歩んできた専念寺の歴史にゃ📜
専念寺は、慶長2年(1597年)に創建された、400年以上の歴史をもつお寺にゃ⏳
山号は「一向山(いっこうざん)」。
この山号には、「一向専念無量寿仏」――心をひとつにして念仏を唱えれば、大きな功徳に導かれる、という意味が込められているにゃ🙏
寺伝によれば、開基は道善上人。
本尊は阿弥陀如来さまにゃ。
境内の瓦に刻まれた五七桐の寺紋は、かつてこの地が豊臣家の天領だった名残で、
専念寺が地域とともに長い時間を歩んできた証でもあるにゃ🏯
静かだけど、確かに“生きている歴史”。
それが今の専念寺を、やさしい空気で包んでいる理由なのかもしれないにゃ🐱✨

専念寺の猫御朱印とお守りが尊すぎるにゃ…🐾
専念寺の御朱印は、ただ「参拝の証」として集めるだけじゃなく、その月の空気を丸ごと持ち帰るみたいな感覚になるにゃ✨
毎月、たくさんの種類がしっかり用意されていて、しかも限定枚数が多いのが特徴にゃ。
「どれを選べばいいか分からない…」って人族でも大丈夫にゃ。
専念寺の御朱印は大きく分けると、季節もの/応援・祈願系/コラボ系の3タイプで選びやすいにゃ🐾
猫御朱印と季節の御朱印たちにゃ🌸
たとえば、年末の除夜の鐘をモチーフにした御朱印(限定100枚・奉納金1000円)は、年の瀬の空気にぴったりにゃ🔔
それから、見逃せないのが 「サクラネコ応援御朱印」 にゃ🐱
“かわいい”だけじゃなく、応援という意味が重なるから、手元に残したくなる人族が多そうにゃ…🐾
さらに専念寺は、コラボ御朱印も強いにゃ。
最近では、
- 兎月さんとのコラボ(限定100枚・奉納金1000円/書き置きのみ)
- 画家・槍田泰司さんとのコラボ「慈悲」(限定100枚・奉納金1000円/書き置きのみ)
- 扇希実さんとのコラボ「共命鳥」(限定30枚・奉納金1000円/書き置きのみ)
特に「限定30枚」は、出会えたらかなりラッキー枠にゃ。
御朱印目的の参拝なら、早めの時間に行くのが安心にゃ🐾
あと、現地の案内に「御朱印帳に直書き希望の方はベルを押して…」と書いてあるにゃ🔔
インスタグラムのカレンダー表で直書きの日を教えてくれているから、それをしっかりチェックしてさらには予約まですると安心にゃ🐱

ご縁をそっと結ぶ専念寺のお守りたちにゃ🍀
専念寺のお守りは、「願いごとの種類」が分かりやすくて選びやすいにゃ。
まず目立っていたのが、
- 鞍馬毘沙門天「悪縁切御守」
- 良縁御守
- 幸福御守
このあたりにゃ🐾
しかも、掲示には“ケータイカード型御守(1体600円)”と書かれていて、持ち歩きやすいタイプなのがうれしいにゃ。
もうひとつ、現地で「つい手が伸びる」系が、絵馬おみくじ(絵馬+おみくじ付き 600円)にゃ🖍️
箱の中にペンが用意されていて、その場で書ける雰囲気があるから、参拝が“体験”として残るにゃ。
御朱印と一緒に選ぶと、思い出の密度が上がるやつにゃ🐱✨
支払いも、現金の他、PayPay対応しているから両替を忘れたって時も安心にゃ〜🐾

ネコ坊主って何者?心に効く“猫の言葉”の世界にゃ🐱
境内を歩いていると、猫の絵と短い言葉がふと目に入るにゃ。
かわいいな、と思った次の瞬間、その言葉が妙に胸の奥に残る。
「なんでやろ。これ、今の自分に向けて書かれてるみたい…」そんな違和感があって、そのまま通り過ぎられなくなるにゃ。
専念寺で“ネコ坊主”って呼ばれているのは、この言葉を書いている第25代住職・籔本正啓さんのこと。
猫の写真と仏教の教えを、誰にでも分かる言葉にほどいて掲示している人にゃ。
SNSで広まって遠くから会いに来る人族が増えたと聞いたとき、ああ、って思ったにゃ。
あの言葉は「読まれるため」じゃなくて、“いま誰かの横に座るため”の言葉やったんやって。
専念寺のネコ坊主さんは“そばにいてくれる仏さん”にゃ🐾
ネコ坊主さんの言葉は、正解を教える感じじゃないにゃ。
「こうしなさい」でも「それでええよ」でもなく、ただ隣に座ってくれる。
だから御朱印の一言もおみくじの一文も掲示板の文字も、“読み終わり”じゃなくて“一緒に持ち帰る言葉”になるにゃ。
願いを叶えてくれる仏さんというより、心の姿勢を静かに整えてくれる存在。
ここに来る人族が「ネコ坊主さんに会いに行く」って言う、その感覚が分かる気がするにゃ。

心にそっと効く専念寺のおみくじたちにゃ🍀
賽銭箱のすぐそばに、小さな机と、ちょこんと置かれた札を見つけたにゃ。
最初に目に入ったのは、にこっと笑ったお地蔵さんのイラストと「菩薩さまの金言」って書かれた一枚の案内。
“悩みごとや一言ほしいことを思いうかべて引いてみよう”って書いてあって、200円〜300円を賽銭箱に入れて引くタイプにゃ。
ここ、なんか…「おみくじ引いていきなよ」って背中を押される感じがして、通り過ぎにくい空気があるにゃ。
隣には、手書き文字の「ネコさんのおみくじ」。
1回300円で、引いたお金の一部は地域のネコ活動に使われるって書いてあったにゃ🐾
あ、これ…引いたら、ちょっといいことした気分にもなれるやつや、って思ったにゃ。
箱の横には、実際に出てきた言葉の“見本”が貼ってあって、
「成就したければ、まずは正しい努力をしなさい」
「続けることが、結果につながる」
みたいな、静かだけど胸に残るネコ坊主さんの言葉ばっかり。
くじっていうより、“今日の自分にだけ届く小さなお手紙”をもらう感じに近いにゃ。
引いたあと、そのままポケットに入れて持って帰りたくなるタイプのやつにゃ。
専念寺に来たら、御朱印と一緒にくじも是非やって欲しいにゃ🐱

専念寺への行き方と喜連瓜破の空気を感じるにゃ🐱
はじめて専念寺に向かった日は、駅を出た瞬間から空気が少しやわらかく感じたにゃ。
車の音が遠のいて、通学路みたいな道に入ると、気持ちまでゆっくり歩き出す。
地図で見るとただの住宅街やのに、実際に歩くと「ここ、なんか落ち着く…」って、足どりまで丸くなる町やったにゃ。
大阪市内から専念寺へ行くやさしい行き方ガイドにゃ
まずは Osaka Metro谷町線・喜連瓜破駅 を目指すにゃ。
谷町線は東梅田・天王寺・八尾南を結ぶ路線で、どこから来ても乗り換えが分かりやすいのが安心ポイント。
梅田方面から来るなら、
東梅田駅 → 谷町線 八尾南行き → 喜連瓜破駅。
天王寺方面から来るなら、
天王寺駅 → 谷町線 八尾南行き → 喜連瓜破駅。
どちらも“八尾南方面”の電車に乗るのが合言葉にゃ。
喜連瓜破駅に着いたら、③番出口から地上に出るにゃ。
歩く時間はだいたい 10分前後。
スマホを見続けなくても、町の流れに乗って歩ける、やさしい道やったにゃ。
車で来る人族は、専念寺専用駐車場はないから、喜連4丁目周辺のコインパーキングを使うと安心にゃ。
住所は〒547-0027 大阪府大阪市平野区喜連4丁目5−7。
ナビにこの住所を入れると、ちゃんと“専念寺”に連れていってくれるにゃ。

▼出典:一向山専念寺 公式サイト
喜連瓜破は“心がほどける町”だったにゃ🐾
町を歩いていると、ふと、道の脇に立つ案内板が目に入ったにゃ。
そこに描かれていたのは「喜連環濠地区」の地図。町のまわりを水路で囲んだ、戦国時代から続く“守るための町のかたち”が、静かに紹介されていたにゃ。
ただの住宅街に見えていたこの辺りも、よく見ると、お寺や地蔵さん、神社が内側に集まるように配置されていて、中心には専念寺が静かに座っている。
地図を指でなぞっているうちに、「ここは、最初から“祈りで守る町”としてつくられてきた場所なんだ」と、少しずつ分かってきたにゃ。
今歩いているこの道も、昔は水路の内側にあった“守られた道”だったはず。
だからなのか、迷っても不思議と不安にならない。
商店と学校とお寺とお地蔵さんが、同じ距離感で並び、「ここで生きてきた人族の時間」が、今もそのまま流れているように感じられるにゃ。
観光地のように写真を撮って終わる町ではなく、深呼吸をしてから歩きたくなる町。
喜連瓜破は、“少し疲れた心が、元の位置に戻っていく町”だったにゃ🍀

まとめにゃ🐱
専念寺は、「お願いをしに行くお寺」というよりも、心の呼吸を整えに行くお寺やったにゃ。
駅から少し歩いただけなのに、境内に入った瞬間、胸の奥のざわざわがすっと静まる感覚があって、「今日はここに来てよかった」と自然に思える場所やった。
季節ごとに変わる猫御朱印やコラボ御朱印は、かわいいだけやなく、今の自分に必要な言葉を連れて帰れる“心のお守り”。
菩薩様の金言や猫のおみくじも、遊び心の中に、そっと背中を支えてくれる言葉が忍ばせてあって、参拝そのものが“体験として記憶に残る時間”になるにゃ。
そして、ネコ坊主さんの言葉。
強く導くんやなくて、横に座ってくれるみたいに、今日の自分のままでいてええよって伝えてくれる。
この町が環濠集落として人の暮らしと祈りを守ってきた歴史と重なるように、専念寺は今も、疲れた心が元の位置に戻る場所として、そっと灯りをともしてくれているにゃ。
深呼吸して、また歩き出したくなったとき、思い出してほしい場所にゃ🍀

