たま駅長から続く物語の“今”よんたま・ごたまに会った貴志川線レポートにゃ🐱
ご主人様、和歌山駅のホームに立つと、電車の風がほほをなでて、少しだけ時間の歩き方が変わるのを感じるにゃ🍃
これから乗るのは、ただのローカル線じゃないにゃ。
ここは、一匹の猫が町の未来をそっと抱きしめて、いまも物語が走り続けている線路にゃ🚃
かつて廃線寸前だった貴志川線は、たま駅長という三毛猫と出会って、“会いに行く理由がある路線”へと生まれ変わったにゃ🐱
そしてその物語は、ニタマ、よんたま、ごたまへと受け継がれ、今日も駅の窓辺や電車の揺れの中で静かに息をしているにゃ。
貴志駅には、たま駅長を祀るお社「たま大明神」があり、御朱印や鉄印、駅カフェや限定グッズ、スタンプラリーまで、時間そのものを持ち帰れる仕掛けがそっと並んでいるにゃ✨
ここは、目的地に着くためだけの電車じゃなく、“乗ること自体が旅になる路線”なのだと、ルリマは胸を張って言いたいにゃ。
この記事では、実際に現地へ足を運んだルリマが、よんたま・ごたまに会って感じた貴志川線のいま、会いに行くときの安心ポイント、そして旅の記憶をやさしく連れて帰る方法まで、ていねいにお話しするにゃ🧳
きっと読み終えたころには、あなたの中にも、小さな“行ってみたい”が芽生えるはずにゃ🌿


たま駅長が残した“線路の奇跡”にゃ🐱
貴志川線の貴志駅は、いまでは「猫駅長の駅」として全国から人族が訪れる場所になっているにゃ🚃
でも、たま駅長が生まれる前、この線路は廃線寸前の赤字ローカル線だったにゃ。
乗る人が減り、駅は無人化され、「このまま消えていくかもしれない路線」だったにゃ⏳
そんなとき、駅の売店で暮らしていた一匹の三毛猫が、思いがけず“駅の顔”になったにゃ。
それが、たま駅長にゃ!🐱
一匹の猫が町の未来を変えた理由にゃ
たま駅長は、2007年に正式に「駅長」に任命されたにゃ🎫
仕事の内容は、とてもシンプルだったにゃ。
・駅にいる
・人族に見つめられる
・写真を撮られる
・話題になる
それだけで、電車に乗る理由そのものを作ってしまった猫だったにゃ🐱
たま駅長に会うために、県外から人族がやって来るようになり、テレビや新聞でも取り上げられて、それまで静かだった貴志駅は「目的地」になったにゃ🧳
結果として、
・貴志川線の利用者数が増え
・駅周辺に人が戻り
・観光ルートとして復活し
・“たま駅長の線路”として日本中に知られるようになったにゃ
猫が、路線の存在価値を変えてしまったという点が、この奇跡の正体にゃ🕊️

たま駅長が作った“空気”はいまも駅に残っているにゃ
たま駅長が旅立ったあとも、貴志駅は“通過点”ではなく“目的地”であり続けているにゃ。
よんたま・ごたまへと駅長の役割は受け継がれ、人族は今も「会いに行く」ために電車に乗るにゃ⏳
この線路はもう、「たまたま通る場所」じゃなく、“会いに行く理由がある場所”になったにゃ。
それこそが、たま駅長が残した本当の奇跡だと、るりまは思うにゃ🌙

たま大明神として、いまもここでみんなを見守ってるにゃ
たま駅長が旅立ったあと、貴志駅の構内には「たま大明神」が祀られたにゃ。
写真のお社は、たま駅長を“名誉永久駅長”として、そして招きの神さまとして祀るために作られた、小さな神社にゃ⛩️
赤い紐の絵馬🧧には、縁結びや、商売繁盛、旅の安全や家族の健康、仕事や受験のお願いごとなど、人族さんたちの願いが静かに集まっているにゃ🙏
いまここは、「たま駅長の記念碑」ではなく、実際にお参りされている“生きた信仰の場所”になっているにゃ。
貴志川駅を訪れたら、まずここでそっとご挨拶してから、駅を歩く人族さんが多いにゃ🐾

物語は、ニタマ・よんたま・ごたまへ続いてるにゃ🐱
たま駅長が旅立ったあとも、貴志川線の物語は止まらなかったにゃ。
そのあとを受け継いだのが、「ニタマ」、そして「よんたま」と「ごたま」にゃ⏳
ここからは、“猫駅長”が系譜として続いていることが見えてくる章にゃ✨

ニタマからよんたまへ、駅長の系譜はつながっているにゃ
ニタマは、もともと岡山市内で保護された三毛猫にゃ。
まだ小さな仔猫のころ、交通事故に遭いそうになっていたところを保護され、その後、和歌山電鐵の親会社・岡山電気軌道に迎えられたにゃ。
人が好きで、帽子を嫌がらず、仕事を嫌がらない。
その“駅長適性”を見込まれて、たま駅長の見習いとして選ばれ、2012年には「貴志駅長代行兼 伊太祈曽駅長」に任命されたにゃ✨
そして、たま駅長の逝去後、2015年には「たまII世駅長」を正式に襲名。
ニタマは“次のたま”として、貴志駅と貴志川線を支え続ける存在になったにゃ🎐
そのニタマのあとを託されたのが、伊太祈曽駅の駅長見習いとして迎えられた三毛猫――よんたまにゃ。
よんたまは、まだ目も開かない仔猫のときに、和歌山市内の民家に置き去りにされていたところを保護され、“猫駅長訓練所”での適性チェックを経て、2018年に伊太祈曽駅の駅長、そして貴志駅の駅長代行に就任したにゃ🗺️

ごたまが生まれた背景と、サンタマがいない理由にゃ
よんたまの就任と同時に、貴志駅の“もうひとりの駅長役”として登場したのが、ごたまにゃ。
ごたまは、貴志駅で勤務するために迎えられた三毛猫で、現在は貴志駅の顔として、多くの人族さんを迎えているにゃ🚶♂️

「サンタマ」という名前を聞いたことがある人族さんもいるかもしれないにゃ。
実は、よんたまの駅長見習い候補には、岡山にいた“SUNたまたま(サンタマ)”という猫もいたにゃ。
でも、サンタマは、保護主である両備グループの広報担当さんにとても大切にされていて、「この子は岡山で育てる」と決められたため、和歌山には来なかったにゃ。
その結果、伊太祈曽駅と貴志駅をつなぐ“駅長の系譜”は、よんたまとごたまによって引き継がれることになったにゃ。
いま、貴志川線を走る物語は、たま → ニタマ → よんたま・ごたまというはっきりした流れの上で、ちゃんと続いているにゃ🕊️
これは「伝説」じゃなく、“いまも進行中の現役の物語”にゃ。
よんたま、ごたまに会いに行く時は、公式ホームページの勤務スケジュールを見ると完璧にゃ!🐱

実際に会いに行って感じた、いまの貴志川線にゃ🐱
貴志川線は、たま駅長の記念路線じゃなく、いまもちゃんと“乗って楽しい沿線”として育ち続けている路線だったにゃ🚃
今回ルリマが実際に乗って感じたのは、電車そのものも、駅も、階段も、売店も、全部が「途中下車していいよ」って声をかけてくる空気だったにゃ。
1日乗車券があるから、時間を気にせず、気になる駅で降りて、また次の電車にふわっと乗れるのも、この路線のいちばん気持ちいいところにゃ🐾

和歌山駅の階段から、もう旅は始まっているにゃ
貴志川線は、改札を抜けた“あと”じゃなく、和歌山駅の階段を上りはじめた瞬間から、もう始まっている路線にゃ🕰️
階段の壁一面には、伊太祈曽神社や四季の郷公園、大池遊園、いちご狩り、農産物直売所など、沿線で降りられる場所が、写真付きでずらっと紹介されているにゃ。

「ここで降りてもいいよ」
「次はここもいいよ」
って、階段そのものがルートマップみたいに囁いてくる感じにゃ。
ただの乗り換え動線じゃなく、旅のプロローグをちゃんと用意してくれている階段だったにゃ🗺️

電車の種類が多くて、待ち時間すら楽しいにゃ
ホームに立つと、どの電車が来るかで、空気が少し変わるにゃ。
いちご電車、たま電車、うめ星電車、チャギントン電車、そして、まるで美術館みたいな「たま電車ミュージアム号」🧳
外観だけじゃなく、車内の床や天井、吊り革、広告、額縁、全部が“その電車の世界観”で統一されていて、移動時間が、もう展示鑑賞の時間になっているにゃ。
どれに乗れるかは、ちょっとした運試しみたいで、待っている時間まで楽しいのが、貴志川線のずるいところにゃ🐾
ここは、「目的地に行くための電車」じゃなく、“乗ること自体が旅になる路線”だったって、胸を張って言えるにゃ🚃

駅に流れる“やさしい時間”を持ち帰るにゃ🐱
貴志駅や伊太祈曽駅に着くと、時計の針の進み方が少しだけ、ゆっくりになるにゃ。
電車を降りた瞬間から、スタンプ、御朱印、グッズ、カフェ、どれも「急がなくていいよ」って言ってくる空気で並んでいて、ここでは、時間ごとおみやげにできる場所なんだと気づくにゃ🕰️

貴志駅カフェで過ごすひとときにゃ
駅舎の中にあるカフェは、いわゆる“駅ナカ”というより、たま駅長のおうちの居間みたいな場所にゃ🏡
たま駅長の写真に囲まれながら、アイスコーヒーと、たまの焼き印が入ったスイーツをひとくち☕
カップと一緒に購入できる記念カードや、たま神社の御朱印まで、全部が「ここに来た証拠」になるように用意されているにゃ。
「ちょっと休憩」のつもりで座ったのに、気づいたら、旅の記憶を食べている時間になっていたにゃ🍰

猫御朱印と鉄印で受け取る旅の記憶にゃ
貴志駅、伊太祈曽駅には、たま神社の御朱印意外に、たま・ニタマ・よんたま・ごたま、それぞれの鉄印があるにゃ。
ちゃんと“記録として残る紙の証”を受け取れるのが、ここならではの魅力にゃ。
御朱印帳や鉄印帳を開くたび、「あの日、あの駅で、あの空気を吸っていた」って思い出せる、そんな“旅のしおり”みたいな存在になるにゃ。
鉄印は、当日の乗車券と鉄印帳が購入の時に必須だから気をつけてにゃ〜🐱

たま駅長グッズと、ここでしか出会えない限定アイテムにゃ
ミュージアム併設のショップは、小さな売店じゃなくて、“たま駅長の記念室”みたいな空間にゃ。
文房具、ぬいぐるみ、マグカップ、キーホルダー、どれも「ここでしか買えない」ものが多くて、つい、棚の前で足が止まるにゃ🛍️

グッズはおみやげでもあるけど、それ以上に、帰ったあとも、旅の続きを思い出すためのスイッチになるにゃ🍃

貴志川線スタンプラリーの楽しみ方にゃ
貴志川線のスタンプラリーは、実は、ひとつじゃないにゃ。
・駅と電車を巡る紙のスタンプラリー
・スマホで集めるエキタグの電子スタンプ
・鉄道むすめの限定スタンプ
この三つが同時に走っていて、気づくと、「次の駅も行ってみようかな」って、自然に誘導されている自分に気づくにゃ。
遊んでいるつもりなのに、いつのまにか、沿線の物語の中を歩いている――
そんな仕掛けになっているのが、貴志川線のすごいところにゃ📷
ここは、乗って終わりの路線じゃなく、“時間を連れて帰れる路線”だったって、ルリマは思うにゃ🐾
事前に登録やアプリのインストールをしておくと安心して楽しめるにゃ〜🐱

初めて会いに行く人族さんのための安心ガイドにゃ
貴志川線は、ただの観光スポットじゃなくて、いまも猫族と人族がいっしょに息をしている“暮らしの場所”にゃ。
だからこそ、はじめて訪れる人族さんに、そっと知っておいてほしい約束ごとがあるにゃ。
アクセスと乗り方のやさしい案内にゃ
たま駅長に会いに行くときは、車ではなく、電車で行くのが基本にゃ。
貴志駅の前には、長時間止められる駐車場は用意されていないにゃ。和歌山駅周辺のコインパーキングに車を置いて、そこから貴志川線に乗って向かうのが、いちばん安心な行き方にゃ🍃
この“電車で会いに行く”という流れそのものが、たま駅長と貴志川線を支えるやさしい応援にもなっているにゃ🐾

ベストな時間帯と混雑を避けるコツにゃ
猫駅長さんたちは、毎日必ず出勤しているわけではないにゃ。
イベントの日や、体調管理、天候、年末年始などによって、お休みや短時間勤務になることがあるにゃ。
お出かけ前には、和歌山電鐵の公式サイトで、その日の出勤情報を確認してから向かうのが安心にゃ📖
混雑しやすいのは、土日祝日の昼前後。
ゆっくり会いたい人族さんは、平日の午前中や、夕方前の時間帯がおすすめにゃ。

小さな子どもと行くときの注意点にゃ
駅長さんたちは、とってもやさしい猫族だけど、大きな音や急な動きは、ドキッとしてしまうにゃ。
ガラスを叩いて起こしたり、大声で呼んだりするのは、心と体に大きなストレスになるから、そっと見守ってほしいにゃ🍃
それから、犬などほかの動物を連れて近づくのも、猫族にとってはとてもこわい出来事にゃ。
パニックになってしまうから、連れてこないでほしいにゃ。
食べ物の差し入れも、健康管理のために控えてほしいにゃ。
人族のやさしさが、かえって体をこわしてしまうこともあるからにゃ。
ここは、「会いに行く場所」であると同時に、猫族の“おうち”でもある場所にゃ🏡
やさしい気持ちで、そっと歩いて、静かに会いに行ってくれると、きっと、たま大明神もにっこりしてくれるにゃ🐾

まとめにゃ🐱
貴志川線は、ただのローカル線でも、猫の観光スポットでもないにゃ📖
一匹の猫が生んだ奇跡は、いまも線路の上でちゃんと息をしていて、「会いに行く理由がある路線」として生き続けているにゃ。
たま駅長が残したのは、利用者数の回復だけじゃなく、人族の心の向きまで変えてしまう“空気”そのものだったにゃ。
その空気は、たま大明神のお社、よんたま・ごたまの駅長室、電車の中、カフェの椅子、スタンプや御朱印の一枚一枚に、静かに染み込んでいるにゃ。
ここでは、移動する時間さえもが旅になり、立ち止まることが思い出になるにゃ。
だから貴志川線は、「目的地に着くための電車」じゃなく、「時間を連れて帰る電車」なのだと、ルリマは思うにゃ。
次の休日、少しだけゆっくり歩きたいときは、ぜひこの線路に会いに行ってみてほしいにゃ。
きっと、胸の奥に、やさしい時間がひとつ増えるにゃ🐱

