徳島

徳島の王子神社を訪ねて|猫御朱印と猫御神体にこんにちにゃ🐱

rurima

徳島の町を少し離れて、文化の森の木立の中を歩いていくと、猫族のひげがふっと動く場所があるにゃ🐱
それが、徳島市八万町に鎮座する王子神社。

派手な鳥居や観光向けのにぎやかさはなく、気づけば足音までやわらいでしまう、不思議な空気をまとった神社にゃ🌿

ここは、徳島で「猫神さん」と呼ばれてきた場所。
でも、かわいい猫がいる神社というだけで語ると、大事なところを落としてしまうにゃ。

王子神社は、土地を守る神さまと、人族と猫族の記憶が、長い時間をかけて折り重なってきた場所🐾

御祭神・天津日子根命の古い信仰。
阿波の猫騒動から生まれた、お松大明神とお玉大明神の物語。
そして境内で自然に暮らす神社猫たち。

どれもが別々のようで、実は同じ線の上につながっているにゃ。

お願いごとを声高に叫ばなくてもいい。
ここでは、気持ちを整えて、そっと願いを預けるだけでいいんだと、ルリマは感じた🐱✨

この記事では、王子神社の歴史や猫信仰、神社猫たちとの距離感、御朱印や授かりもの、そしてすぐ隣に広がる文化の森まで、実際に歩いて感じた空気を、猫族の目線で丁寧にたどっていくにゃ🌸

猫好きさんも、静かな神社を探している人族も、「いまの自分を確かめたい」気持ちで、そっと読み進めてほしいにゃ🐾

アドセンス

徳島の王子神社ってどんな神社にゃ?🐱

徳島市八万町、向寺山のふもと。
徳島県文化の森総合公園の中を歩いていくと、木立の奥にひっそりと姿をあらわすのが王子神社(おうじじんじゃ)にゃ🐾

境内に足を踏み入れると、空気が少し変わるのを猫族はすぐ感じる。
人族の言葉で言えば、「落ち着く」「気配がある」場所にゃ。

そして、王子神社は、徳島では「猫神さん」という愛称で親しまれてきた神社でもあるにゃ🐱

王子神社のはじまりと、徳島に根づいた歴史にゃ

王子神社の御祭神は、天津日子根命(あまつひこねのみこと)
天照大神の皇子神の一柱とされ、古くからこの地で「根子神(ねこがみ)」=土地を治め、守る神として信仰されてきた存在にゃ🐾

社伝や石碑、地域史料をたどると、王子神社の信仰は少なくとも戦国時代以前にさかのぼると考えられているにゃ。

「徳島県神社誌」などの記録では、戦国期に夷山城主・庄野和泉守が伊勢の多度神社から勧請したという説も残されている。

一方で、

  • 社殿裏を天津日子根命の御陵とする伝承
  • 太古からの土着神として祀られてきたという語り

これらについては、史料による裏付けの濃淡があり、複数の解釈が存在すると整理されているにゃ。

王子神社の歴史は、「ひとつの正解」に収まるものではなく、土地と人の信仰が積み重なって形づくられてきたものと考えるのが自然にゃ🐱

江戸時代には、阿波藩蜂須賀家の家老を務めた長谷川奉行家が代々崇敬した神社として知られ、
武家から庶民まで、静かに信仰を集める存在だったことがうかがえるにゃ。

御祭神はだれにゃ?王子神社のご利益を猫目線で整理するにゃ🐾

王子神社で中心となる御祭神は、天津日子根命
学業成就・開運・商売繁盛など、人生の土台を整えるご利益で知られてきた神さまにゃ。

そして、王子神社を語るうえで欠かせない存在が、お松大明神お玉大明神にゃ🐱

これは、徳島に古くから伝わる「阿波の猫騒動」という物語に由来する信仰。
無実の罪で処刑された庄屋の娘・お松さんと、主の無念を晴らすために祟りをなしたと語られる愛猫・お玉。

この出来事を鎮めるため、長谷川奉行家によって二人の霊が祀られ、

やがて人々のあいだで、

願いごとを聞いてくれる猫神さん
心願成就の神さま

として信仰されるようになったと伝えられているにゃ🐾

現在では、

  • 合格祈願
  • 開運
  • 良縁
  • 商売繁盛

といったご利益を求めて、静かに手を合わせる人族が絶えないにゃ。

猫族から見ても、ここは「お願いを投げる場所」ではなく、気持ちを整えて、願いを預ける場所のように感じられるにゃ🐱

境内の様子と神社猫達にゃ 🐈⛩️🌿

王子神社の境内に足を踏み入れると、まず気づくのは、神さまと猫族が、同じ空気の中で暮らしていることにゃ。

拝殿の前、社務所のまわり、石段の途中──猫達はここで生きている存在として自然と存在しているにゃ。
その距離感が、この神社の空気をやわらかくしているように、ルリマは感じたにゃ 🌱✨

神社を彩る神社猫達を紹介にゃ 🐱🐾📸

境内で出会える神社猫達は、それぞれに役割と個性を持っているにゃ。

社務所の近くや参道で過ごす神社猫さん達

掲示には、

  • 名前
  • 性別
  • 耳の状態(さくら耳・ラブカット)
  • 外に出してはいけない理由

が、きちんと書かれているにゃ 📝

神主さんは、「いたずらをする子もいますよ〜」って親しみを込めて話してくれたにゃ🐈

でも注意したいのは、耳が聞こえず、外に出られないしろちゃんがいること

御朱印やお守りをいただくとき、扉の開閉や神主さんの後ろには、そっと気を配ってほしいにゃ 🐾🚪
車に出てしまうと危険だから──それは神社側からの、静かなお願いでもあるにゃ。

ちょうど神社から帰るところを、つみれちゃんがご一緒してくれたのが嬉しかったにゃ〜🐱

猫神さま、さすり猫さんが素敵にゃ 🐱✨📿

王子神社の象徴ともいえるのは、猫神さま達

おっきな招き猫、ずらりと並ぶ招き猫の奥に御神体が鎮座しているにゃ。
お線香を刺しているコップも猫さんだったり、猫で溢れているにゃ🐱

そして、神社に奥にいらっしゃるのが、さすり猫さん 🐈‍⬛✨

この猫神さまは、お願いごとに応じて、さする場所が違うにゃ。

  • 🧠 試験合格・学業成就 → 頭
  • 技術・仕事・手仕事 → 手や足

さするときは、住所・氏名・願意を心の中で静かに唱えながら
声に出さなくても、気持ちはちゃんと届くと、ルリマは思うにゃ 🌸

さざれ石と見渡せる景色が最高にゃ 🪨🌿👀

境内の手前、少し視線が開ける場所にあるのが、さざれ石にゃ🐱

案内板には、「君が代」に詠まれるさざれ石の由来と、阿波の地形・石の成り立ちが、丁寧に書かれているにゃ 📜

小さな石が集まり、長い時間をかけて、ひとつの岩になる。

その前に立つと、さっきまで見ていた猫達の姿と、人族が積み重ねてきた時間が、同じ線の上に並んで見えてくるにゃ 🌏✨

ここは、見上げる場所でも、お願いを投げる場所でもなくて、「今いる場所を確かめる」ための景色なのかもしれないにゃ。

王子神社の御朱印とお守りを見ていくにゃ🐱

王子神社に足を踏み入れると、まず心がきゅっと引き寄せられるのが、祈りを「形」にした授かりものの多さにゃ。

ここでは、お願いごとを声高に叫ばなくても、そっと差し出された手のひらに、ちゃんと応えてくれる気配がある🌿

猫族として言わせてもらうと、この神社の授かりものは、かわいいから集めるというより、
「気持ちに合うものを選びたくなる」流れが自然に生まれる場所にゃ⛩️

猫御朱印と猫御神体に出会える王子神社にゃ🐾

王子神社が「猫神さん」と呼ばれる理由は、ここに来るとすっと腑に落ちる。
猫が主役として、ちゃんと祀られている神社だからにゃ。

授かれる猫御朱印には、物語を背負った存在としての猫の気配が宿っている。
無実の願い、守りたかった想い、そして人族と猫族のあいだに生まれた縁──
そうした時間が、朱の印の奥に静かに折り重なっている✨

猫御神体も同じで、「かわいい置物」というより、願いを預けるための相棒として迎えたくなる存在感があるにゃ。

合格祈願、良縁、開運、商売繁盛。
どれも欲張りすぎず、「いま一番ほしい願い」にそっと寄り添ってくれるのが、この猫たちの流儀🐾

通常の御朱印もいただけるにゃ|受付場所と注意点🐱

王子神社では、猫御朱印だけでなく、通常の御朱印も丁寧に授けていただける。
ここで大切なのは、スピードや数じゃなくて、祈りの順番にゃ。

御朱印は、参拝を済ませてからいただくのが、この場所の礼儀。
お願いごとを胸に置いたまま筆を走らせてもらうことで、「祈った証」としての意味が、ちゃんと残る📿

また、対応できる時間や形式には決まりがあるから、焦らず、急がず、その流れに身を預けるのがいちばんにゃ🍃
王子神社は、待つ時間さえも、静かな参拝の一部として受け取ってくれる場所。

お守り・お札の種類と、猫好きにうれしいポイントにゃ

お守りやお札は、種類がとても豊か。
交通安全、健康長寿、厄除け、必勝、金運、縁結び──
お願いごとごとに、ちゃんと居場所が用意されている感じがするにゃ✨

猫好きとしてうれしいのは、
どの授かりものも「猫を前面に押しすぎていない」ところ。
猫は飾りではなく、祈りを運ぶ存在として、さりげなく寄り添っている🐾

だからこそ、
「猫が好きだから」だけじゃなく、
「この願いを託したいから」と思って選べる。
それが王子神社の授かりものの、いちばんの魅力にゃ🌸

お守りの他にも猫のお札なんかもあって、台所とかに貼っておくのにぴったりにゃ🐱

王子神社へのアクセスを確認するにゃ🐱

王子神社は、街なかのにぎやかな神社とは少しちがって、自然の気配に包まれた場所、徳島県徳島市八万町向寺山・文化の森総合公園内に鎮座している神社にゃ🌿⛩️

電車・バス・徒歩での行き方にゃ🐾

電車で向かう場合、最寄りは JR文化の森駅
ただし、駅から神社までは徒歩で約35分ほどかかるにゃ。
途中は坂道もあり、歩きだけで向かうには少し距離があるのが正直なところ。

公共交通を使うなら、徳島市営バスの「文化の森」行きを利用するのが、いちばん現実的🌸
文化の森エリアまで入れば、あとは落ち着いた空気の中を進むだけで、自然と王子神社の気配に近づいていく。

タクシーや路線バスが常に細かく出ている場所ではないから、事前に時間とルートを決めておくと安心にゃ🍃

駐車場はあるにゃ?参拝前に知っておきたいこと

車での参拝を考えている人族は、少し安心していい🐱
王子神社が鎮座する文化の森総合公園には、無料駐車場が整っている。

駐車可能台数は、

・一般車両:425台
・身障者専用:13台
・大型バス:8台

と、かなり余裕がある構成🚗✨
そのため、「停められなくて困る」という心配は、ほとんどないにゃ。

徳島自動車道を利用する場合は、徳島ICから国道11号・国道55号を経由し、鮎喰新浜線を西へ進み、文化の森橋を渡るルートが基本。
道中は案内も比較的わかりやすく、初めてでも落ち着いて進めるにゃ。

参拝前に覚えておいてほしいのは、ここは「さっと寄る駐車場」ではなく、公園全体を共有する場所だということ🌿
歩く時間も含めて、心を整えるつもりで向かうと、王子神社の空気になじみやすいにゃ🐾

王子神社のすぐそば|徳島県文化の森総合公園を歩くにゃ🐱

王子神社の参拝を終えると、すぐそばに広がるのが徳島県文化の森総合公園
ここは、ただ建物が並んでいる場所じゃなくて、徳島という土地の時間・感覚・記憶が、層になって置かれている空間にゃ🌿

神社と文化施設が、無理なくつながっているのが、この場所の心地よさ🐾
3館を一挙に巡れるチケットも売ってておすすめにゃ〜🐱

徳島県立博物館で、徳島の時間をたどるにゃ

徳島県立博物館は、ひとことで言うとスケールが大きい
自然史・考古・歴史・民俗といった分野を横断しながら、徳島という土地が歩んできた時間を、立体的に感じさせてくれるにゃ。

動物、自然、海、山、人の営み。
どれもが「展示されている」というより、この土地に積み重なってきたものとして、そこに在る感覚✨

ここは情報を覚える場所じゃなくて、「徳島って、こういう場所だったんだ」と体の奥で理解する場所。
見ごたえは十分で、歩くテンポも自然とゆっくりになるにゃ🐱

猫族の仲間の展示も興味深かったにゃ、時間が足りなくなるから帰りのバスの時間とか気をつけてにゃ〜🐈

徳島県立近代美術館で、空気が切り替わるにゃ🐾

博物館の時間の厚みから一歩進むと、徳島県立近代美術館では、空気がすっと変わる。

近代・現代の美術作品は、説明よりも先に、感覚に触れてくる
形、素材、間、沈黙。
考える前に、感じる時間が流れているにゃ🎨

この場所では、人族の表現が、理屈ではなく「選択」として立ち上がってくる。
猫族としては、意味づけされすぎない余白が心地いい🐾

そして、建物の内と外がゆるやかにつながる中庭では運が良ければ猫族に会えるにゃ。

鳥居龍蔵記念博物館で、人族の歩みを感じるにゃ

鳥居龍蔵記念博物館は、このエリアの中でも、少し空気が違う。

鳥居龍蔵は、日本の人類学・民族学の礎を築いた人物。
国内外を歩き、測り、記録し続けたその姿勢は、「調べる」という言葉を、実践そのものに変えた人族だったにゃ。

台湾・中国・シベリア・樺太・満洲などへの大規模な民族調査
とくに台湾では、先住民族の生活・言語・儀礼を詳細に記録し、「文明化」の名のもとに消えかけていた文化を、学術として残した最初期の研究者のひとりになったにゃ。

この博物館では、人族がどこから来て、どう暮らし、何を残してきたのかが、静かに、でも確かな重さで伝わってくる。

派手さはないけれど、学ぶことそのものへの敬意が、空間に染み込んでいるにゃ🐾

奥さんの鳥居きみ子さんも調査に付いて行っているって聞いて大変だにゃ〜って感じてたら、鳥居きみ子さんも過酷なフィールドワークをこなしたスーパー研究者で、夫婦が研究者として対等な関係を築いていたってエピソードが好きにゃ。

まとめにゃ🐱

王子神社を歩いていて、ルリマがいちばん強く感じたのは、ここがお願いごとを叫ぶ神社じゃないということにゃ。

木立の奥、猫たちが自然に過ごす境内、さすり猫さんの静かな存在。
どれもが、「いまの自分の気持ちを整えてから、願いを預ける」流れをそっとつくってくれている🐾

猫神さんの由来も、歴史も、物語も、ひとつの答えに閉じられていない。
だからこそ、この神社では人族と猫族が、同じ時間の中で並んで生きてきた感覚が残っているように思えたにゃ。

すぐ隣の文化の森を歩けば、徳島の自然、表現、人族の歩みまでが、ゆるやかにつながって見えてくる。

王子神社は、参拝を終えたあとにこそ、静かに効いてくる場所。
「願ったあとの自分」を、ちゃんと連れて帰れる神社だったにゃ🐱

ABOUT ME
るりま
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猫族
2018年4月14日生まれのアメリカンカール(♀) 毛色は、ブルークリームタビーでルリマツリという花から名前を貰ったにゃ 最近のマイブームは、SUMIMIN 炭眠ブランケットの上で寝ることにゃ 猫なので、たまに勘違いしていることもあるけど大目に見てにゃ
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