🩸猫の血液型ってどう違うの?実は人族よりも少ない3タイプだったにゃ😸
にゃんにゃ〜ん🐾
アメリカンカールのルリマだにゃ。
みんなは、猫族にも血液型があるって知ってたかにゃ?
人族の世界ではA型・B型・O型・AB型の4つだけど、猫族はちょっと違うんだにゃ。
実は、猫族には「A型・B型・AB型」の3種類しかないんだにゃ😺
にゃんとO型は存在しないという、不思議な体の仕組みなのにゃ。
この血液型のちがいは、見た目ではわからないけど、健康や命を守るうえでとっても大事な情報にゃ。
たとえば、もし輸血が必要になったときに、A型の猫にB型の血を入れてしまうと、体がびっくりして強い拒絶反応を起こしてしまうことがあるんだにゃ。
だからこそ、日ごろから「うちの子の血液型」を知っておくことは、病気やケガのときの“命の備え”になるにゃ。
検査も動物病院で簡単にできて、3,000円前後で調べられるんだにゃ。
この記事では、猫族の血液型の種類や検査の方法、そして犬族やウマ族など他の動物たちとの違いまで、わかりやすく紹介するにゃ。
きっと読んだあと、「なるほどにゃ!」って納得してもらえると思うにゃ🐾✨

🩸猫族の血液型は3種類しかないにゃ!
実は猫族の血液型は「A型・B型・AB型」の3種類だけなんだにゃ。
O型は存在しないって聞いたら、びっくりする人族も多いにゃ。
血液の型は、赤血球の表面にある“抗原”というたんぱく質の違いで決まっていて、これは生まれつき遺伝で決まるものにゃ。
🧬猫の血液型のくわしい一覧にゃ
- A型にゃ:世界中の猫族の約8〜9割がこのタイプ。
アメリカンショートヘア、アビシニアン、アメリカンカールなど、
多くの猫種で見られるにゃ。 - B型にゃ:日本では少ないけれど、
ブリティッシュショートヘアやスコティッシュフォールドに少し多い傾向にゃ。
このB型はA型の血液を受けつけにくい性質を持っているにゃ。 - AB型にゃ:とっても珍しいレアタイプ✨
猫族全体の1%未満しかいないと言われているんだにゃ。
でもね、AB型の猫はA型もB型もある程度受け入れられる“中間型”なんだにゃ。
この3タイプのうち、A型が圧倒的に多いのが世界的な特徴にゃ。


🐾猫種ごとにちょっと違う分布にゃ
血液型は「遺伝」で決まるから、猫種によって傾向があるんだにゃ。
たとえば――
- アメリカンカールはA型が多いにゃ。
- ラグドールはB型の子が見られることもあるにゃ。
でもね、同じ猫種でも必ず同じ型とは限らないんだにゃ。
兄弟でもA型とB型が混ざって生まれることがあるから、見た目や性格では血液型はわからないのにゃ。
血液型と性格の関係を気にする人族もいるけど、
実際のところ、科学的には性格とは関係ないとされているにゃ。
だから「A型だから慎重」「B型だから自由気まま」なんて思い込みはにゃい方がいいにゃ。
猫族の性格は血よりも育ちとご主人様の愛情のほうがずっと大事にゃ🐱💕
血液型を知っておくことは、
性格判断ではなく「健康管理と安全のため」にとっても役立つにゃ。
次は、そのメリットについて教えるにゃ!

🩺猫の血液型を知ると安心にゃ🐱
猫族の血液型を知っておくと、もしもの時にすぐ動けるんだにゃ。
とくに手術やケガ、急な体調変化のとき、血液型がわかっていると獣医さんがすぐに適切な処置をしてくれるにゃ。
「性格とは関係ないし、調べなくてもいいかも?」って思うかもしれないけど、
実際には、命を救う大切な情報になることもあるんだにゃ。
🩹健康チェックのひとつとして知っておこうにゃ
血液型は、ワクチンや健康診断と同じように、
“知っておくだけで安心”な情報なんだにゃ。
特に多頭飼いのおうちでは、血液型が違うことで母猫と子猫の間に「新生児溶血症」というトラブルが起きることもあるにゃ。
これは、B型の母猫がA型の子猫を産んだときに、母乳を通して抗体が影響しちゃうケースなんだにゃ。
もちろん、これは知っていれば防げること。
だから血液型を調べておくのは、家族みんなの安全を守る“やさしい準備”でもあるにゃ🐾

💉輸血のときは“相性”が命にゃ!
猫族の輸血は、とってもデリケートな医療なんだにゃ。
たとえばA型の猫にB型の血を入れてしまうと、強い拒絶反応が起きて命の危険になることもあるんだにゃ。
これは「抗体」が合わないせいで、血液がうまく流れなくなっちゃうからにゃ。
だから、もし輸血が必要になったときにすぐに血液型がわかっていれば、安全な血を選べるんだにゃ。
これがまさに、命を守る“にゃんこの備え”なんだにゃ✨
動物病院によっては、「猫の献血ネットワーク」や「血液バンク制度」を持っているところもあるにゃ。
緊急時でも対応できるように、かかりつけの病院で血液型を登録しておくのがおすすめだにゃ。
血液型はただの数字や記号じゃなくて、わたしたち猫族の“命の鍵”なんだにゃ。
ご主人様が知ってくれているだけで、いざという時に安心して身を預けられるんだにゃ。

🩸猫の血液型検査ってどうやるの?にゃ🐱
「うちの子の血液型、知らないけど調べたほうがいいのかな?」
そんなご主人様に伝えたいのは――検査はとっても簡単!ってことにゃ。
動物病院での採血だけで、すぐに結果がわかる場合もあるにゃ。
🧬検査の流れと注意点にゃ
検査の方法は主に2つあるにゃ。
ひとつは、専用の血液型判定キットを使う方法。
もうひとつは、遺伝子検査(DNA検査)で調べる方法だにゃ。
まず病院で少しだけ血を採って、キットに垂らして反応を確認するにゃ。
数分でA型・B型・AB型が判明するから、その日のうちに結果が出ることも多いんだにゃ。
もし正確に調べたい場合は、遺伝子検査もおすすめにゃ。
これは研究機関に血液を送って、より詳細に分析してもらうタイプで、少し時間がかかるけど精度が高いのが特徴にゃ。
手術や避妊去勢の前、ワクチン接種の健康診断といっしょにお願いする子も多いにゃ。
とくにシニア猫さんや持病のある猫族は、あらかじめ血液型を知っておくと輸血が必要になった時の備えになるにゃ。
お願いするなら、日頃の体調を知ってくれている信頼できる獣医さんにお願いするのがいちばん安心にゃ🐾


💰検査費用の目安にゃ
血液型検査のお値段は、だいたい3,000〜6,000円前後にゃ。
病院によって少し違うけど、健康診断とセットで頼むとお得になることもあるにゃ。
遺伝子検査を使う場合は、外部機関への依頼になるため、7,000〜10,000円程度かかるケースもあるけど、一度わかれば一生変わらないから、一度きりの投資だにゃ✨
「命を守る情報」を手に入れると思えば、決して高くないにゃ。
しかも検査自体は痛みも少なく、時間もほんの数分。
ルリマも採血のときちょっとびくってしたけど、すぐ終わったにゃ💉

血液型を知っておくことで、
手術・緊急輸血・多頭飼いのときの安心度がぐ〜んと高まるにゃ。

ご主人様が「備えあれば憂いなし」っていうけど、まさにそれにゃ🐱💪
他の動物たちの血液型も見てみるにゃ🐱
🐶犬族の血液型はもっとたくさんにゃ!
犬族はなんと12種類以上の血液型を持っているんだにゃ。
正式には「DEA(Dog Erythrocyte Antigen)」と呼ばれていて、代表的なのは DEA 1.1、1.2、3、4、5、6、7、8 などにゃ。
犬族の血液型は、「DEA 1.1+/−、DEA 1.2+/−、DEA 3+/−、DEA 4+/−…」と、いくつもの抗原(たんぱく質)の組み合わせで決まる仕組みにゃ。
つまり、犬族には「〇〇型」という単純な名前はなくて、どの抗原を持っているか・持っていないかの組み合わせが、その犬の“血液の個性”をつくっているんだにゃ。
たくさんあるDEAの中でも、輸血で最も重要なのが「DEA 1.1」という抗原にゃ。
犬族は「DEA 1.1を持っている(陽性)」か「持っていない(陰性)」かで分類され、この違いが輸血の相性を決める最大のポイントになるんだにゃ。
- DEA 1.1+(陽性) … この抗原を持っている犬
- DEA 1.1−(陰性) … この抗原を持っていない犬
もしDEA 1.1−の犬に、DEA 1.1+の血を入れてしまうと、体が異物だと判断して強い拒絶反応を起こすことがあるにゃ。
だから、犬族の輸血は猫族よりも慎重に型を合わせる必要があるんだにゃ。
犬族の場合、はじめての輸血ではあまり拒絶反応が起きないけれど、2回目以降は体が“記憶”して強く反応してしまうことがあるにゃ。
だから、事前の血液型検査や交差試験がとっても大事なんだにゃ🐾


🐰ウサギやウマにも血液型があるにゃ
ウサギ族やウマ族も、それぞれ独自の血液型を持っているんだにゃ。
- ウサギ族:少なくとも 30種類以上 の血液型抗原が見つかっているにゃ。
医療研究では、輸血やワクチンの実験モデルとして扱われることも多いにゃ。 - ウマ族(馬):なんと8種類の血液型グループ(A・C・D・K・P・Q・U・T)があるにゃ!
さらにそれぞれの中に細かいサブタイプがあるから、組み合わせは400,000通り以上とも言われているにゃ。
まるで血液の指紋みたいに個性的なんだにゃ🐎

🐮🐷🐑他の動物たちの血液型もずらっと紹介にゃ!
| 動物の種類 | 主な血液型システム | 型の数や特徴 |
|---|---|---|
| 🐱猫族 | A・B・AB | O型なし。A型が約8割を占めるにゃ。 |
| 🐶犬族 | DEAシステム(12種類以上) | DEA 1.1が特に重要にゃ。 |
| 🐰ウサギ族 | 約30種類 | 研究モデルでも使われるにゃ。 |
| 🐎ウマ族 | 8グループ(A,C,D,K,P,Q,U,T) | 組み合わせ40万通り以上にゃ! |
| 🐮牛族 | 11グループ(A,B,C,F,J,L,M,R,S,T,Z) | 酪農でも血液型は繁殖管理に関係にゃ。 |
| 🐷ブタ族 | 16グループ(A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P) | 似た型でも拒絶反応が出るにゃ。 |
| 🐑ヒツジ族 | 約7グループ | 遺伝研究やワクチン開発で使われるにゃ。 |
| 🐔ニワトリ族 | 約6系統(A,B,C,D,E,F) | 家畜の血統管理に利用されてるにゃ。 |
| 🐹ハムスター族 | 詳細不明(複数系統) | 研究用途で少しずつ解明されてるにゃ。 |
こうして見ると、猫族の3タイプのシンプルさってかなり特別なんだにゃ😺
複雑すぎると輸血や繁殖の管理が難しくなるけど、猫族は比較的わかりやすくて、医療の現場でも対応しやすいんだにゃ。
それでも、血液型の相性を間違えると命に関わることもあるから、どの動物でも「自分の血のタイプを知る」って大切なことにゃ。
にゃんこも犬族も、ウマもブタも――
それぞれ違う血を持っているけど、みんな命の流れを守って生きているにゃ。
なんだかすごく尊いことだと思わないかにゃ🐾✨


まとめにゃ🐱
にゃんにゃ〜ん🐾
ここまで読んでくれてありがとうにゃ。
猫族の血液型は、人族よりずっとシンプルな3タイプ(A・B・AB型)だけなんだにゃ。
A型がいちばん多くて、B型やAB型はとってもレア。
でもね、輸血の相性が合わないと命に関わることもあるにゃ。
だから、性格診断じゃなくて“健康を守る情報”として知っておくことが大事にゃ。
血液型は見た目じゃわからないし、同じ猫種でも違うことがあるにゃ。
でも、動物病院で簡単に検査できるから、一度調べておけば一生安心だにゃ。
とくに手術や多頭飼いのときには、血液型の把握がトラブル防止にもつながるにゃ。
ちなみに犬族は12種類以上、ウマ族やウサギ族も多彩でびっくりにゃ!
そんな中で、猫族の3タイプはある意味とっても特別✨
血液型は性格とは関係ないけれど、命を守る“にゃんこの身分証明書”みたいなもの。
ご主人様が知っていてくれるだけで、わたしたちはもっと安心して暮らせるにゃ😸

