2025.01.02

猫には色が見えるの？猫視点で語る世界の色彩と視覚

rurima

にゃあ、ルリマだよ！今日はね、猫語で色の話をしちゃうにゃ。私たち猫が見てる世界、ちょっと不思議だけど、にゃんだかとっても面白いんだ。耳をピンっとして、聞いててにゃ。

人間ってさ、赤とか青とか緑とか、いろーんな色が見えるんでしょ？にゃんだけど、私たち猫にはね、青と黄色がハッキリ見えるにゃ。でも、赤はちょっと苦手で、灰色っぽく見えちゃうんだにゃあ。だから、赤いボールをポイッと投げられても、「あれ、これ何色だっけ？」ってなることもあるにゃ。

でもにゃ！私たちは暗いところでもめちゃくちゃ目が効くんだよ。夜になると、人間は「真っ暗で見えない～」って言うけど、私たちはへっちゃらだにゃ！夜の世界は、光がほんのちょっとでもあれば、全部キャッチできちゃうの。だから、夜中に家の中を探検したり、ピョンピョン走り回ったりしてるにゃん。

あとね、色よりも動きにはめちゃくちゃ敏感なんだにゃ。草むらの中で小さな虫が動くのを見るのが大好き！おもちゃをピュンピュン振られたら、思わず飛びついちゃうのも、私たちの動きをキャッチする能力のおかげだにゃ。

それと、色が少なく見えるって言っても、にゃんだかその分、自然の感じ方が違う気がするにゃ。お外で日向ぼっこしてるときなんて、青空が広がる中で風がそよそよして、葉っぱが揺れる影を見てるだけでにゃんとも幸せにゃん。これはね、目だけじゃなくて、全身で色の雰囲気を楽しんでる気がするんだにゃん。

Contents

猫は何色をどのように見ているのか
- 猫の目の構造と機能
- 猫の目における色の感知メカニズム
猫が見ることのできる色の範囲

猫は何色をどのように見ているのか

今日は私たち猫の目についてお話ししますにゃん。この美しい瞳の秘密、ぜひ知ってくださいにゃ。

猫の目の構造と機能

私たち猫の目は、にゃんともすごい道具なんだにゃ。夜でも暗闇なんて怖くない！なぜかっていうと、私の目の奥には「タペタム・ルシダム」っていう魔法の反射板がついてるんだにゃ。
これが、光を一度網膜に通したあとでも、「もう一回通すにゃ！」って反射して、暗い場所でも明るく見えるようにしてくれるの。だから夜中のお散歩だってへっちゃらだにゃ。草むらの中で小さな虫が動いても、「見えたにゃ！」って一瞬でキャッチできるんだよ。

それからね、私たちの瞳孔は変幻自在だにゃ。昼間はシュッと細くなって、眩しい光から目を守るんだけど、夜になるとぱぁっと丸く大きく広がるんだにゃ。これが光をたっぷり取り込む秘密なの。
でもね、人間が「目が黒くなって怖い～」って言うときがあって、私はちょっと複雑な気持ちになるにゃ。だって、これは私たち猫族の素晴らしい能力なんだからにゃ！

あと、色の話も大事にゃ。人間は「赤いリンゴ」とか言うけど、私たち猫には赤は灰色っぽく見えるにゃ。でも、青と黄色はちゃんとわかるにゃん！だから青空や黄色いオモチャを見るのは楽しいんだにゃ。
でもね、色よりも動きが大事！だからピュンピュン動くオモチャには、ついつい飛びついちゃうんだにゃ～。

それにね、私たちの目には「第三眼瞼」っていうすごい膜があるんだにゃ。この半透明の膜が目を守ってくれるから、風がビュービュー吹いてても平気だし、狩りをするときも目を傷つけずに済むのにゃ。これがあると安心して遊べるんだにゃ～。

視野も広いのが自慢だにゃ！200度くらいの視野があって、後ろの方で動くものも見逃さないんだよ。でも、近くのものを見るのはちょっと苦手だから、私のヒゲと鼻で補助してるにゃん。オモチャに狙いを定めるときは全力だにゃ～！

どうにゃ、私たち猫の目の素晴らしさ、少しでもわかってくれたかにゃ？私たちの見てる世界、にゃんとも不思議で、でもとっても美しいんだにゃ。

猫の目における色の感知メカニズム

まず、私たち猫の目には人間と同じように「錐体細胞」っていう色を感じるための細胞があるにゃ。でもね、その数や種類が人間とはちょっと違うんだよ。
人間の目には赤、緑、青の3種類の錐体細胞があって、それぞれの色を混ぜていろんな色を感じることができるにゃ。
でも私たち猫には、青と黄色を感知する2種類しかないんだにゃ。だから、例えば赤いものを見ても、「あれ、これ灰色っぽいかも…？」ってなるんだよ。人間が「鮮やか！」って思う色が、私たちにはちょっと違って見えるんだにゃ。

この違いは、私たちが進化してきた環境にぴったり適応しているからなんだにゃ。昔、私たちの先祖たちは夜行性で狩りをしていたから、色をたくさん識別するよりも、暗い中で動きを見つける力が必要だったんだにゃ。
そのために、網膜には「桿体細胞」っていう、明暗や動きを感知する細胞がたくさんあるんだよ。これのおかげで、夜でも小さな虫やネズミの動きをしっかりキャッチできるんだにゃ。昼間は人間が「明るい！」って感じるけど、私たちには夜が得意な世界なんだよ。

でも、ただ色が少なく見えるからって、私たちの目が「不便」ってわけじゃないんだにゃ。例えば青い空とか黄色い花、こういう自然の中の色は、私たちにもはっきり見えるし、美しいと思うんだよ。赤いものが灰色に見える代わりに、青や黄色のコントラストがより強く感じられるから、それで十分楽しめるんだにゃ。

それと、意外なことに、私たち猫は人間よりも少しだけ紫外線を感知することができると言われているんだにゃ。
白い紙や特定の光の反射が、私たちには少し違って見えることもあるんだよ。人間には見えないものが私たちには見えるなんて、なんだか得した気分になるにゃ。

猫が見ることのできる色の範囲

私たち猫がどんな色が好きで、どんな色が苦手なのか、私自身の気持ちを交えながらお話しするにゃ。さあ、耳をピンっと立てて、にゃんとも不思議な猫の色の世界を楽しんでにゃ！

猫が好む色と嫌う色

私たち猫が特に魅力を感じる色、それは青と黄色だにゃ。この二つの色は、私たちの網膜にある錐体細胞でしっかり感知できるから、とっても鮮やかに感じられるんだよ。
青い色は、晴れた青空や静かな水辺を連想させるにゃん。飼い主さんが青いおもちゃを振ると、私の目がキラキラ輝くのも、この色の波長が私の目にピッタリ合っているからなんだにゃ。

それから、黄色も私たちにとって特別な色だにゃ。黄色のボールやひらひら動くリボンを見ると、「これは何だにゃ？」って興味津々になるんだよ。
草むらの中で獲物を探すときに、動くものが目立つ色として役立ってきたのかもしれないにゃ。進化の過程で、こうした色が私たちの狩猟本能を刺激するものとして刷り込まれているのかもしれないにゃ。

一方で、赤色は少し苦手にゃ。赤いものを見ても、私たちには灰色っぽく見えるんだにゃ。私の目には赤を感知する錐体細胞がないから、人間のように鮮やかに見えないの。
でも、赤いおもちゃでも動きが面白ければ、それには興味津々になるにゃ！結局、色よりも動きのほうが私たち猫にとっては大事なんだにゃ。

面白いことに、私たち猫は紫外線も少し感じられると言われているにゃ。だから、人間には見えない蛍光素材のものが私たちには「何か光ってるにゃ！」って感じられることがあるんだよ。蛍光のおもちゃに飛びつくのもそのせいかもしれないにゃん。

でもにゃ、急激な色の変化や強烈な光は苦手にゃ。例えば、点滅する明るい白色のライトとかは、ちょっと眩しくて避けたくなるんだにゃ。
私たち猫の目は光に敏感だから、網膜を守るために本能的に不快に感じてしまうんだよ。だから、落ち着いた色合いや自然な明るさのほうが、私たちはリラックスできるんだにゃ。

最近、飼い主さんが買ってくれた新しいキャットタワーは青とグレーの組み合わせで、見た目も居心地も最高だったにゃ！こういう落ち着いた色合いのものは、私たち猫にとって快適な環境を作るのにぴったりなんだにゃ。

こうして考えると、私たち猫が好きな色や苦手な色は、私たちの目の仕組みと本能が決めているんだにゃ。人間とは違うけれど、それは私たちの進化の証であり、自然に適応した素晴らしい能力の一つだと思うにゃ。にゃん、私の話を聞いて、猫の色の世界が少しでも面白く感じられたらうれしいにゃ！

猫のリラックスを促す色の考察

私たち猫がリラックスできる色の一つは、やわらかな青みがかったグレーにゃ。これは、朝もやや夕暮れの空の色に似ていて、私たちが安心できる時間帯を思い起こさせるからだと思うにゃ。
薄暗い時間帯は、私たちが狩りをするのに適した時間でもあるから、その記憶が私たちを落ち着かせるんだよ。私の寝床にある青っぽいグレーのブランケットは、まるで雲の上にいるみたいに心地よいにゃん。

緑色も大好きな色の一つにゃ。これは森や草むら、木陰を思い出させる色で、自然とつながる感じがするんだにゃ。
私たちの祖先は、草むらや木の間に隠れて過ごしていたから、この色は本能的に「安全な場所だにゃ」って感じるのかもしれないね。私のお気に入りのクッションも、やわらかな緑色で、とっても落ち着くんだよ。

もう一つ面白い色があるにゃ。それは薄い紫がかった色。人間にはちょっと不思議な色に見えるかもしれないけど、私たち猫には夕暮れ時の空の色を思い出させてくれるんだにゃ。
この時間帯は狩りを終えてのんびり休む時間。だから、この色を見ると自然とリラックスした気分になるんだよ。私たちがほんの少し紫外線を感知できることも、この色の特別さに影響しているのかもしれないにゃ。

ベージュや薄い茶色も、私たち猫には心地よい色だにゃ。これらは乾いた草原や木の幹の色を思い起こさせる色で、私たちのDNAに刻まれた「安心の記憶」を呼び覚ましてくれるんだと思うにゃ。
キャットタワーがこうした色で作られているのも、きっと私たちの快適さを考えてのことだよね。

でもね、私たち猫がちょっと苦手な色もあるにゃ。それは、真っ白すぎる明るい色や、鮮やかすぎる赤や黄色の原色。
これらは目に強い刺激を与えてしまうから、リラックスには向かないんだにゃ。特に白くて光が反射するような場所は、目が疲れちゃうから、私はそういう場所にはあまり行きたくないにゃん。

そして、季節によってもリラックスできる色は少し変わる気がするにゃ。夏の暑い日は涼しげな青や緑がいいし、冬は温かみのある茶色やベージュが心地よく感じられるんだよ。こうやって季節に合わせて、私たち猫は自分にとって快適な色を自然と選んでいるんだにゃ。

▼参考：猫が語る四季の暮らし方：季節ごとの健康管理と注意点

最近、飼い主さんが新しくしてくれたカーテンが、やわらかな青みがかった色で、すごくリラックスできる空間になったんだにゃ。窓辺で日向ぼっこしながら、その色に包まれると、「ああ、ここが私の特別な場所だにゃ」って思えるんだよ。

私たち猫にとって、色はただの視覚的な要素じゃなくて、安全や快適さを感じる大事な手がかりなんだにゃ。私の話を聞いて、猫の色の世界に少しでも興味を持ってもらえたらうれしいにゃ。

おすすめのおもちゃの色とデザイン

私たち猫がどんなおもちゃに夢中になるのか、色やデザインのお話を交えながら説明するにゃ。これを聞けば、猫の心をつかむおもちゃ選びがばっちりになるはずにゃん！

まず、私たち猫が特に惹かれる色といえば、やっぱり青と緑にゃ。この二つの色は、私たちの目が最も鮮明に識別できるから、自然と目を引くんだよ。
例えば、青と緑の羽がついたおもちゃなんかは、まるで小鳥が飛び回っているように見えて、本能的に「捕まえたい！」という気持ちになるにゃ。飼い主さんがその羽をフワフワ動かすたびに、私の目がキラキラするんだよ。

デザインもとても重要にゃ！細長いヒモや柔らかい尻尾がついたおもちゃは、蛇や獲物の尻尾を連想させて、自然と狩猟本能がくすぐられるんだよ。
それから、小さなボール型のおもちゃも大好きにゃ。転がるたびに予測できない方向に動くと、「次はどっちに行くにゃ？」って興奮しちゃう。
最近の私のお気に入りは、青い透明なボールで、中に鈴が入っているもの。転がすたびに音が鳴るから、何時間でも夢中になれるにゃ。

おもちゃの動きにもこだわりがあるにゃ。自然界の小さな獲物は、予測不可能な動きをするでしょ？だから、おもちゃも同じように、不規則に動くものが最高にゃ。
飼い主さんがヒモを持って左右に振ったり、急に止めたりすると、「捕まえたにゃ！」って本気になっちゃうよ。

素材も大事にゃん！例えば、柔らかいフェルトやゴム素材は、触ったときに「捕まえた！」って感じがして、本物の獲物みたいで気持ちがいいにゃ。
爪でひっかいたときに、少しだけ抵抗があると、さらに満足感が得られるんだよ。それから、毛足の短いふわふわした素材もいいにゃん。小さな動物の感触に近くて、ずっと遊んでいたくなるにゃ。

おもちゃのサイズも忘れちゃいけないポイントにゃ。私たち猫の前足でつかみやすい5センチくらいの小ぶりなサイズが理想だよ。これはネズミや小鳥みたいな自然の獲物を連想させるサイズで、狩りの動きを楽しむのにぴったりなんだにゃ。

そして、色と光の反射が加わるとさらに魅力的になるにゃ。例えば、青や緑の中に少しキラキラした光沢があると、水面の反射や昆虫の羽を思い出して、思わず飛びついちゃうんだよ。
でも、あまりにも派手すぎる色や強い光沢は逆効果だから、ほどよいバランスが大事にゃん。

最後に、私たちが遊ぶときの環境も考えてほしいにゃ。夕方の斜めから差し込む光があると、おもちゃの影が動いて、さらに面白く感じるんだよ。だから、自然光が差し込む場所で遊ぶと最高に楽しいにゃ！

こうやって考えると、理想のおもちゃは色、形、素材、動きのすべてが絶妙に調和しているものなんだにゃ。それは単なる遊び道具ではなく、私たちの本能を刺激して、心と体を健康に保つための大切なアイテムなんだよ。

飼い主さんには、これを参考にして、もっともっと楽しいおもちゃを選んでほしいにゃ！