招き猫の意外と知らない起源とは?招き猫の種類と運気別のおすすめ
にゃんにゃん、こんにちは!アメリカンカールのルリマだにゃ~!
今日は招き猫についてお話するにゃんけど、あれって人間たちが思うよりずっと不思議な存在にゃよね~。なんでかって?それは猫の目線で見ると、いろんな「猫らしくないところ」があるからにゃん!
まずにゃんて言っても、あの「片手をあげるポーズ」!あれって人間には「おいでおいで」してるように見えるらしいけど、猫的には「ちょっと待ってにゃ!」とか「ここが落ち着くにゃ~」って感じのポーズに見えるんだにゃ。
だけど、みんなあれを見て「お金が入るにゃ~!」って喜ぶから不思議にゃん。
それから、あの金色の丸いもの、いわゆる「小判」ってやつにゃ。
猫から見たら、あれはおもちゃにゃ!転がしたら面白そうだし、たぶんカリカリくらい美味しいかもにゃ~って思っちゃうにゃ。
でも、実は「豊かさ」っていう人間の願いが込められてるんだって。猫はお腹がいっぱいならそれで十分なのに、人間はもっといっぱい欲しいんだにゃ。ちょっと欲張りにゃんね~。
そうそう、右手と左手で意味が違うって聞いたことあるにゃ?右手は「お金を呼ぶ」、左手は「人を呼ぶ」らしいけど、猫から見たらどっちでもいいにゃ~。だって、両手でカリカリの袋を開ける方がずっと大事だからにゃん!
招き猫の歴史
招き猫の起源については、色んな言い伝えが現代まで伝わっている中、正確な起源についてはわからにゃいけど、有名なのが豪徳寺と朝倉寺の伝説にゃ
まず、豪徳寺の伝説にゃ。この話は江戸時代、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りの帰り道、豪徳寺の前を通りかかったときのことだにゃ。
寺の門前にいた一匹の猫が、直孝を見つけて手を上げて招いたんだって。猫の仕草に興味を持った直孝は、寺に立ち寄ったんだけど、その直後に激しい雷雨が降り出したにゃ。
猫のおかげで雨宿りができた直孝は、この出来事を福を招く縁起の良いものとし、猫を「招福猫児(まねきねこ)」として祀ったんだそうにゃ。
こうして豪徳寺は、福を呼ぶ猫の話で知られるようになったんだよ。この伝説を聞くと、私たち猫がただかわいいだけじゃなく、人間にとって特別な存在だって思わせてくれるにゃ。
▼参考:大谿山 豪徳寺【公式サイト】
一方、今戸神社にはまた違う形の招き猫の伝説があるにゃ。
貧しい老女がある日、夢で「猫の姿をした土偶を作るように」というお告げを受けたんだって。そのお告げに従って土偶を作り始めたら、それが次々に売れて生活が豊かになったんだにゃ。
この話が広まるにつれて、猫を模した縁起物が商売繁盛を祈る象徴として定着していったんだよ。猫が人間にとって「福を呼ぶ存在」として親しまれる理由がここにあるんだね。
▼参考:今戸神社公式HP
どちらの伝説も、人間と猫の関係がどれほど深く、また猫が人間の生活にどれだけ影響を与えてきたかを示しているにゃ。特に、猫の仕草や存在そのものが人々に幸運や繁栄をもたらすという考えは、今でも私たち猫に対する大きな愛情の表れだと思うの。
さらに興味深いのは、豪徳寺や今戸神社だけでなく、他の地域にも同じような伝説があることだにゃ。それぞれの地域で猫が愛され、その魅力が人々に語り継がれてきたのがよく分かるにゃ。
このように、豪徳寺や今戸神社を始めとする招き猫の起源は、単なる伝説にとどまらず、人間が猫に感じる特別な感情や絆を反映しているにゃ。私たち猫はその姿や仕草だけで人間に幸せを届ける力があるなんて、すごいと思わない?
招き猫の種類とその意味
右手と左手の意味
まず、右手を上げている招き猫の話にゃ。この右手は、主に「金運」を招くと言われているんだよ。商売繁盛を願うお店の人たちが、よくこの右手を上げた招き猫を入り口に置いているのを見かけるにゃん。
右手を高く上げる姿が「お金よ、もっとたくさん来てにゃ〜」と呼びかけているみたいで、人間たちの願いを形にしているんだにゃ。
次に左手にゃ。この左手は、「お客様」や「人との縁」を招くとされているんだ。飲食店やサービス業のお店で特に見かけることが多いのが、この左手を上げた招き猫なんだよ。
人々が集まることで、自然とお店が繁盛するという考え方が反映されているんだにゃ。猫としては、「人間たち、もっと集まって楽しくにゃ〜」って思いながら、そっと手を挙げているような気分になるんだよ。
さらに、両手を上げている招き猫についても触れないといけないにゃ。右手で金運を、左手でお客様を呼ぶということで、両方の幸運を同時に招く存在なんだって。
ただ、ここには面白い考え方もあって、両手を上げると「降参」のポーズに見えてしまうため、少し欲張りすぎると感じる人もいるらしいにゃ。でも、二重の福を願う人間たちの気持ちは、私たち猫としても応援したくなるよね。
そして、手を上げる「高さ」にも意味があるんだ。高く上げた手は遠くからの福を招き、低めに上げた手は近くの福を呼ぶと言われているにゃ。
だから、置く場所や目的によって手の高さを選ぶことも大事なんだって。こんな細かなところにも、人間たちが私たち猫に込める思いを感じるよね。
最近では、右手か左手かにこだわらず、デザインやお店のイメージに合った招き猫を選ぶ人も増えているみたい。それでも、手を上げた招き猫が持つ「幸運を呼ぶ」という象徴的な意味は変わらないんだにゃ。私たち猫が人間たちの幸せを手助けできる存在だと思うと、ちょっと誇らしい気持ちになるよ。
でもでも両手を下げてたらどうにゃるんだろうね、下げてても幸せを運んできてくれそうな顔しているんじゃないかにゃ。
招き猫の色の意味
まず、一番よく見かける 白色の招き猫 についてにゃ。白は「清らかさ」と「純粋さ」を象徴していて、全体的な幸運を招く存在なの。
白い招き猫を見ると、何か新しいスタートを切りたい時や日常にちょっとした癒しが欲しい時にぴったりだと思うにゃ。まるで、朝の柔らかい光が心を洗い流してくれるような、そんな気持ちにさせてくれる存在なのよ。
次に 金色の招き猫 に注目してみてにゃ。金色はやっぱり「財運」や「富」を象徴する特別な色よ。まるで太陽の光を閉じ込めたような輝きで、人間たちのお財布にたくさんのカリカリ……じゃなかった、お金を招いてくれるの。
商売をするお店には特に人気があるみたいで、新しいお店の開店祝いにもよく飾られるわ。キラキラ輝く姿を見ると、思わず「これは幸運を呼びそう!」って感じるにゃ。
それから、 黒色の招き猫 。黒い色と聞くと少し怖いと思う人もいるかもしれないけど、実は「魔除け」の力を持つとされているのよ。
黒猫の友達のクロちゃんも、そんな話を聞いてとても誇らしそうだったわ。悪い運気を跳ね返して、人間たちの家やお店をしっかり守ってくれる頼もしい存在なのね。特に災難を避けたいと思う時に、この黒い招き猫がぴったりにゃ。
そして、 赤色の招き猫 。赤といえば「生命力」や「健康」の象徴よね。赤い招き猫は病気や邪気を払う力があると言われているのよ。
医院や病院などで見かけることが多いけど、それはまるで「ここに来たら元気になれるにゃ!」って言っているみたいで、安心感を与えてくれる存在だと思うの。
私の大好きな 三毛猫柄の招き猫 も忘れちゃいけないわ!三毛猫は「特別な幸運」を象徴する存在として知られているの。三毛柄が自然界では珍しいことから、特に商売繁盛や家内安全を願う時に重宝されているのよ。
「いろんな幸せを一度に招きたい!」っていう欲張りな願いにも応えてくれるのが三毛猫柄なのね。
最近人気が出てきたのが ピンク色の招き猫 。この色は「恋愛運」や「縁結び」の象徴なの。若い女性の間で特に人気があって、カフェやおしゃれな雑貨屋さんでよく見かけるわ。恋する乙女たちを応援するなんて、とてもロマンチックで素敵だと思うにゃ。
最後に、 緑色の招き猫 の話もさせてね。緑色は「学業成就」や「成長」の象徴として知られているの。学校や塾、書店なんかで見かけることが多いのは、この色の招き猫が新しい知識や技術を身につけるサポートをしてくれるからだにゃ。まるで新芽がすくすくと伸びていくように、人々の成長を応援しているのね。
招き猫の色にはそれぞれ、人間たちの願いや希望が込められているの。それを考えると、私たち猫が人間たちの生活にどれだけ幸運を届けているか、ちょっと誇らしくなるわね。
招き猫の置き場所
まず、お店での置き場所といえば、やっぱり 入り口付近 が定番だにゃ。道行く人々に「いらっしゃいませ!」って優しく手招きするポジションが最適なのよ。
入り口の左右どちらでも効果はあるけれど、金運を意識するなら右手を上げた招き猫を置くのが良いらしいわ。
また、 レジカウンター 近くに置くことも多いの。これは「お金が入ってくる流れを作る」っていう意味があるんだって。お店の人たちは金運アップを願って、私たちをここに置いてくれるのよ。
次に、 家の玄関 の置き場所について教えてあげるにゃ。玄関は「気」の出入り口とされている場所だから、とても大事なの。
玄関の中から見て 左側 に置くのがおすすめよ。風水的に、左側は外から良い運気を招き入れる位置とされているんだって。ただし、右側に置いても大きな問題はないわ。私たち猫はどちらからでもしっかり幸運を招けるんだから!
それから、風水の話をもう少しすると、 南東の方角 に置くのも良いらしいわ。この方角は、風水では「人間関係や縁を育む」とされる場所で、ここに招き猫を置くと家庭やビジネスでの良縁が期待できるのよ。
また、南東は邪気が入りやすい方角とも言われているから、招き猫が悪いものを跳ね返してくれる力も発揮できるにゃ。
オフィスや事務所では、 社長室 や 応接室 の入り口付近が人気のポジションね。取引先との信頼関係を深めたり、ビジネスチャンスを招いたりするために置かれることが多いの。私もオフィス街を歩くと、たくさんの招き猫たちが頑張っている姿を見るわ。商売繁盛を祈るみんなの気持ちを背負って、私たちも張り切っちゃうのよ。
そして、 和室の床の間 に飾られる場合もあるの。床の間は家の中で特別な場所だから、格式高い空間に置かれることで、招き猫の縁起物としての力がより強くなるんだって。日本の伝統的な空間にしっくり馴染むのも、私たちの魅力の一つだにゃ。
最近では、 カフェやレストラン のカウンターに置かれることも増えているわ。お客様と距離が近い場所に置くことで、親しみやすい雰囲気を演出できるんだって。私も窓辺からカフェの中を覗くと、招き猫が楽しそうに手を振っているのを見かけるわ。
置き場所だけじゃなくて、 向き も大事よ。手を振って招いている姿がしっかり見えるように置かないと、せっかくの「おいでおいで」のサインが伝わらなくなっちゃうもの。それと、 高さ も重要にゃ。低すぎると埃っぽくなっちゃうし、高すぎると存在感が薄れるから、だいたい人の目線の少し下くらいの位置がベストなんだって。
どんな場所でも、私たち招き猫がいるだけで空間が少し明るくなるって信じているわ。あなたの大切な場所にも、私たちを置いてみてほしいにゃ~!
有名な招き猫スポット
まずは、岡山県の 招き猫美術館 についてお話しするね。ここは日本で唯一の招き猫専門美術館として知られていて、なんと世界中から約700体以上の招き猫が集められているんだにゃ。
アンティークの招き猫やモダンなデザインのものまで、本当に多様なコレクションが展示されていて、招き猫好きにはたまらない場所よ。
招き猫の絵付き体験ができたり(要予約)、不定期で様々なイベントも開催されてるにゃ!建物自体も和風の趣があって、猫の魅力を存分に感じられる特別な空間なのよ。
参考:招き猫美術館HP
岡山県尾道市にある 招き猫がいっぱいいる細道 。この通りは尾道のレトロな街並みに招き猫たちが点在していて、とてもフォトジェニックなの。
坂道を歩いていると、いたるところで個性的な招き猫に出会えるのが楽しいわ。特に、壁や塀に埋め込まれた小さな猫たちを探しながら歩くのが魅力的で、まるで宝探しをしている気分になれるのよ。尾道の景色と招き猫が絶妙に調和していて、思わず写真を撮りたくなるスポットにゃ。
名古屋の 大須商店街 にある巨大な招き猫も見ものにゃ、巨大な招き猫が商店街にどっしりと構えている姿は、本当に迫力満点にゃ。
遠くからでもその存在感が際立っていて、初めて見ると「こんな大きな猫がいるなんて!」ってびっくりしちゃうわ。私たち猫は通常ちょこんとしたサイズが多いけれど、この招き猫は堂々たる姿で、まるで「ここに来た人全員に幸せを届けるにゃ!」って言っているみたい。
愛知県瀬戸市にある ミュージアム 忘れちゃいけないにゃ、ミュージアムがある瀬戸市は、日本有数の陶磁器の産地として有名な場所なの。
だから、陶器でできたさまざまな招き猫たちも展示されていて、その豊富な種類に驚かされるわ。一歩足を踏み入れると、大小さまざまな招き猫たちがずらりと並んでいて、「いらっしゃいませ!」って歓迎してくれているような気がするの。
展示されている猫たちは、伝統的なデザインのものからユニークなアート作品まであって、一匹一匹が特別な魅力を持っているのよ。
参考:招き猫ミュージアム
どの場所も、招き猫が持つ幸せの象徴を存分に感じられる素敵なスポットばかり。私も窓辺で日向ぼっこしながら、次にどの場所に行こうか考えるのが楽しみなの。招き猫たちに会える旅は、きっと忘れられない思い出になるにゃ!