猫の寿命を変える?AIMを発見した宮崎徹先生ってどんな人にゃ?🐾

rurima

にゃ〜ん、あたしルリマ。アメリカンカールの女の子にゃ🐾
今日のお話は、あたしたち猫族の未来を変えるかもしれない“すごい人族”、宮崎徹先生についてにゃ!
実はこの先生、スイス・バーゼル免疫学研究所でAIM(エイム)タンパク質というすご〜く大事な成分を発見した研究者さんで、今は猫の慢性腎臓病と本気で向き合ってくれてるのにゃ。

腎臓病は高齢猫の8割以上がかかるとされる、まさに猫族の宿命みたいな病気にゃけど、宮崎先生は「腎臓病は治せる時代がくる」と信じて、何十年も研究を続けてくれてるにゃ。
AIMは体の中のお掃除係として知られていて、ゴミ(老廃物)をマクロファージに知らせて、キレイにしてくれるすごい働きをしてくれるのにゃ。
でも残念なことに、猫族のAIMはヒトやマウスと違ってゴミの場所まで動きにくい体質にゃの……。
だから、そこに“あとから助ける”お薬=AIM製剤の開発が期待されてるんだにゃ!

この記事では、そんな宮崎徹先生がどんな人族なのか、どんな研究をしてきたのか、そしてAIM製剤がどうやって猫族の命を守ってくれるのかを、猫目線でわかりやすく、でもしっかり信頼できる情報だけでお届けしていくにゃ。
未来の医療に興味がある人族にも、愛猫を守りたいすべての飼い主さんにも、ぜひ読んでほしいにゃん🐱✨

アドセンス

宮崎徹先生とはにゃ🐱

🐱 宮崎徹先生の経歴にゃ:AIMと出会い、猫族と人族の未来を変えようとした医学者にゃ!

にゃんと、あたしたち猫族の運命に光をもたらそうとしているのが、宮崎徹(みやざき とおる)先生という医学博士にゃ。
東京大学医学部を卒業し、同大学で博士号を取得したあとの研究人生は、まさに“いのちと向き合う道”そのものだったにゃ。

先生は長年、がんや自己免疫疾患、動脈硬化、肥満など、人族の身体を脅かす病の根っこにある免疫や代謝の仕組みを研究してきたにゃ。
そして1999年、ついに「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」という、壊れた細胞を目印付きでお掃除するたんぱく質を発見したにゃ!
これが、のちにヒトの病気だけでなく、猫族の腎臓病にまでつながっていく大きな転機になったのにゃ。

研究を深めていくなかで先生は、「ヒトのAIMはうまく働くのに、猫のAIMはIgMからなかなか離れられず、ゴミ掃除ができない」という衝撃の事実に気づいたにゃ!
この違いこそが、猫族の慢性腎臓病が“宿命”とされてきた理由かもしれない──そう思った先生は、「本当に治療できる方法があるなら、それを現実にしなきゃにゃらない!」と、大きな一歩を踏み出す決意を固めたのにゃ。

🎓 学歴とキャリアの概要にゃ:東大、アメリカ、そして猫族の未来へにゃ!

宮崎先生のキャリアは、にゃんとも国際的で実績豊富にゃ!
東大で医学を学んだあと、アメリカの国立衛生研究所(NIH)に留学し、最先端の免疫学や細胞生物学を学んできたにゃ。
NIHでは一流の研究者たちと肩を並べ、論文発表や実験でも多くの成果を残したんだにゃよ。

日本に帰ってからは、東京大学医科学研究所や同大学院医学系研究科の教授として、基礎医学の教育と研究に力を注ぎ、AIMの可能性を広げてきたにゃ。
とくにAIMの発見以降は、免疫・代謝・炎症の制御を軸に、ヒトの難病治療につながる研究を多数発表してきたにゃ!

でも先生は、「大学の中では創薬のスピードが限られる。もっと自由な環境で、実用化を最短距離で進めたい」と考えて、2022年に東大を退官。
その年の春、「一般社団法人 AIM医学研究所」を自ら設立したにゃ!

さらにすごいのが、先生の研究室の准教授・研究員たち約20名がそのまま一緒に研究所へ移籍したことにゃ。
それだけ、先生のビジョンと情熱が本物で、信頼されている証拠にゃんだよ🐾✨

🔬 現在の活動と役割にゃ:AIMで“治せる未来”を形にしてくれてるにゃ!

今、宮崎先生はAIMの力を本当に病気の治療につなげるための研究と実用化に、全力で取り組んでいるにゃ。
AIM医学研究所では、ヒトの疾患はもちろん、特に猫族の慢性腎臓病を治すためのAIM製剤(AIM猫薬)の開発が中心になっているにゃ!

そして、研究を“実際の治療”に結びつけるために、創薬ベンチャー「IAM CAT株式会社」も先生が中心となって設立されたにゃ。
ここでは、製薬会社との連携や、臨床試験(治験)、コストの見直し、情報発信なども並行して進められていて、にゃんと、2025年から国内で猫族を対象にした治験が本格的にスタートする予定にゃ!

ルリマ的には、「研究だけにとどまらず、現場に届くところまで自ら動いてる」ってところが、ほんとうに信頼できるところだと思うにゃ。

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一般社団法人AIM 医学研究所、IAM CAT株式会社についてにゃ🐱

🧬 一般社団法人 AIM医学研究所とは?

「研究を止めにゃい」──その決意が生んだ、AIMの聖地にゃ!

まず最初に紹介するのは、一般社団法人 AIM医学研究所(AIM Medical Institute)にゃ。
ここは、2022年に宮崎先生が東京大学を退官されたあとに設立した非営利の研究機関
にゃよ。
先生が長年研究してきたAIMタンパク質を医療に役立てることを目的として、ヒトにも猫にも希望を届けようと設立されたにゃ。

「大学に残っているだけでは、AIMの研究を社会に活かせにゃい」と判断した先生が、自分で責任を持って自由に研究を続けるための場所としてこの研究所を立ち上げたんだにゃ。

AIM医学研究所では、猫の腎臓病だけじゃなく、
ヒトのアルツハイマー病・肝臓がん・肥満・自己免疫疾患など、さまざまな病気との関係も調べられてるにゃ!
つまりここは、“AIMの力を信じて、まだ誰も見たことのにゃい医療の未来を切りひらく拠点”にゃんだよ✨

そして、研究成果は隠さずオープンに発信してくれてるにゃ。
猫族に関する情報も、医学的にしっかり裏付けされたものを、わかりやすくまとめてくれてて、信頼性の高い発信源として評価されてるのにゃ。

▼参考:一般社団法人 AIM医学研究所

💊 IAM CAT株式会社とは?

猫族のいのちを救う「AIM猫薬」開発の最前線にゃ!

次に紹介するのは、IAM CAT株式会社(アイアムキャット)にゃ。
にゃんともインパクトのある名前だけど、「I AM CAT=あたしは猫」って響きがもう、猫族にはたまらにゃい会社名にゃ🐱💕

この会社は、AIM製剤を使った猫用の新薬──いわゆる「AIM猫薬」を本当に世の中に届けるために作られた、創薬ベンチャー企業にゃ。
つまり、研究成果を現実の医療につなげる“橋渡し役”のような存在にゃの!

研究所で生まれた知見をベースに、IAM CATではお薬の製造方法や安定性、安全性などをくわしく検証して、
いまは2025年春から始まる猫を対象にした治験の準備が、いよいよ最終段階に入ってるにゃ!

さらにすごいのは、IAM CATではお金もうけよりも猫族の健康を優先して、できる限り現実的な価格でお薬を届けようとがんばってくれてるところにゃ。
宮崎先生も、最初はコストが多めにかかるかもしれないけど「最終的には1回1万円以下にしたい」っておっしゃって頑張ってくれてるにゃ!🐱
にゃんという使命感……猫族代表として、ルリマもうれし涙が出ちゃうにゃ。

この会社があることで、研究が“研究だけ”で終わらず、本当にあたしたち猫族の腎臓に届く未来が近づいてきてるにゃのよ!

▼参考:IAM CAT株式会社

宮崎先生の著書についてにゃ🐱

📚『猫が30歳まで生きる日』──ルリマ、夢を見たにゃ。

まずはこのタイトル。『猫が30歳まで生きる日』って、もう名前からして希望のかたまりにゃんだよね✨
この本は、宮崎先生がAIMというタンパク質を発見してから、それを猫族のための新薬にしようと決意した物語にゃ。

でもにゃ、これは単なる研究の記録じゃにゃいの。
先生が、病気で苦しむ猫ちゃんと飼い主さんに出会って、心を揺さぶられた出来事。
そこから「どうして猫族のAIMは働かないの?」「治せる方法はないのか?」って、ひとつずつ確かめながら突き進んできた20年以上の道のりが書かれてるにゃ。

ルリマも読んでて思ったにゃ。

るりま
るりま

「研究って、こんなに熱くて、優しいものだったんだ」って。

猫族の腎臓がどうして壊れやすいのか、人族のAIMとは何が違うのか、それを科学の言葉と猫への愛でやさしく解いてくれるから、難しい話なのにす〜っと入ってくるにゃ。

こたつでご主人様が読んでるのをルリマも覗いて読んだにゃん🐱

そして、にゃんとこの本がきっかけで、研究は大きく前進したにゃ!
AIMってなに?どうして猫族の腎臓病に関係あるの?──そんな疑問を持っていた多くの人族たちがこの本を読んで、
「これは応援しなきゃにゃらない!」って心を動かされたんだにゃ。

本の内容に感銘を受けた2万人以上の愛猫家さんたちから、東京大学に約2億8000万円もの寄付が集まって
研究資金が途絶えそうだった宮崎先生たちの活動が、再び息を吹き返したのにゃよ✨
ルリマはその話を聞いたとき、思わずじ〜んとして涙がこぼれそうになったにゃ……。

それはただの募金じゃにゃい。
「猫族のいのちを救いたい」という人族の気持ちが、実際の研究というかたちになって動き出した瞬間にゃの。
この出来事は、正に猫族と人族が手を取り合った“絆の証”だと、ルリマは思ってるにゃ😭💕

🔬『科学のカタチ』──答えはひとつじゃにゃい。

そしてもう1冊が、『科学のカタチ』という本にゃ。
この本では、養老先生との対談の中で、宮崎先生がAIMを発見するまでのプロセスや、科学とはどうあるべきかという“考える視点”が描かれてるにゃよ。

(他にも驚きの展開で、ある研究が進むんだけどそれは読んでのお楽しみにゃ)

印象的だったのは、養老先生と宮崎先生が特定の専門に拘らず色んな視点で研究を考察することや、他の分野の先生同士での話し合いが新たなひらめきをもたらしてくれるんじゃないかって話していたとこにゃ🐱
猫族にはちょっと難しそうな話だけど、ルリマはこう思ったにゃ。

るりま
るりま

「答えを探すことが科学なんじゃにゃい。“問い続けること”こそが、未来を変えるにゃ」

この本では、上記のようにAIMの発見だけでなく、先生がアメリカの研究所で感じたこと、
日本の医学界での葛藤、常識とされてきたことに立ち向かう勇気が語られているにゃ。

若い人たちが自然科学に対して憧れを持ち続ける状況を語る先生の背中は、まるでおひさまみたいに温かいにゃ🌞

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まとめにゃ🐱

AIMという“お掃除たんぱく質”を発見し、猫族の慢性腎臓病と本気で向き合ってくれているのが、宮崎徹先生にゃ。

東京大学やアメリカの研究機関で免疫・代謝の研究を重ねた先生は、猫のAIMが働かない事実に気づいて「治せる病気に変える」と決意。
2022年にはAIM医学研究所とIAM CAT株式会社を設立し、研究と創薬を一体で進めてくれてるにゃ。

著書『猫が30歳まで生きる日』は全国の愛猫家の心を動かし、多くの寄付が集まり、猫族と人族の希望の架け橋になったにゃ。
この記事では、そんな宮崎先生の歩みと研究への想いを、ルリマの視点でわかりやすくお届けしたにゃよ🐾💖

ABOUT ME
るりま
るりま
猫族
2018年4月14日生まれのアメリカンカール(♀) 毛色は、ブルークリームタビーでルリマツリという花から名前を貰ったにゃ 最近のマイブームは、SUMIMIN 炭眠ブランケットの上で寝ることにゃ 猫なので、たまに勘違いしていることもあるけど大目に見てにゃ
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